2008年5月25日

 午前10時。 上野駅のハードロックカフェで、ホットドッグとコーラの「遅い朝食」をすませた。 右手にはマドンナの写真、正面にはミュージックビデオの映像。 なんて幸せな空間だろう。(笑)
 
 午前8時30分からフジテレビの「報道2001」に出演。 中国の四川大地震の影響について議論した。 同席したゲストは3人。 中国問題の専門家である朱建栄教授、ジャーナリストの富坂聡氏、杏林大学教授の田久保忠衛氏だった。 
 
 番組終了儀、出演者控室で他のゲストや番組のスタッフと20分ほど懇談した。 富坂氏が面白いことを言っていた。 「今回の四川大地震で、中国政府がこれから(慎重に)開こうとしていた『民主化に向けてのロードマップ』が勝手に開いてしまった!」 なるほど、うまい表現だと思う。 今回の四川地震に関する中国政府の「異例の情報公開政策」は、国民の意識を覚醒させた。 胡錦濤政権にとっては「諸刃の剣」になる可能性がある。 北京オリンピック後の中国はどこに向かっていくのだろうか? ハッキリしているのは、「一度覚醒した国民の意識は2度と元に戻せない」ということだ。
 
 それはともかく、現時点で5万人以上の犠牲者が確認されている。 数百万の人々が家を失い、避難生活を余儀なくされている。 倒壊した校舎の瓦礫の中で子供を捜して泣き叫ぶ母親の映像を見て、心の痛まない人はいないだろう。 ましてや、隣国で起こった大惨事なのだ。 
 
 依然として崩れた土砂や瓦礫の下敷きになっている多くの人々がいる。 生存の可能性が日に日に低下していることは間違いない。 が、過去の震災では「13日ぶりに救出された」というケースもある。 ひとりでも多くの被災者が救い出されますように! そう祈らずにはいられない。 
 
 中国政府が最初に受け入れた日本の「緊急援助隊」(救助チーム)が「当初の任務」を果たして帰国した。 続けて現地に派遣された医療チームも、難しい環境の中で奮闘している。 緊急援助隊の活動が中国国内で大きく報道され、ネット上では「日本に感謝する声」が広がっていると聞いた。(これは嬉しいニュースだ。) いずれにせよ、今後も(震災被害に対して)「出来る限りの支援」を続けていく必要がある。
 
 これから「フレッシュひたち」で千葉県に向かう。 千葉7区で次回選挙の準備を着々と進めている「斉藤健」(さいとう・けん)氏の応援のためだ。 午後1時から対談する。 あ、そろそろホームに行かないと。 続きは次回のレポートで。
 

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