2008年5月3日

 朝。 ホテルの入り口でタクシーに乗り込んだ。 「読売テレビ」に到着したのは午前7時30分。 簡単な打ち合わせとメーキャップをすませ、スタジオに入った。 午前8時から9時25分まで「ウェークアップ」に生出演。 ガソリン税と後期高齢者医療制度の問題では、民主党の福山哲郎参院議員(民主党政調会長代理)、共産党の穀田恵二衆院議員と対決した。 え? そりゃあ、与党の形勢が悪いに決まっている。(苦笑) 国民の過半数はガソリン税の復活にも、後期高齢者医療制度にも批判的なのだ。 が、それでも出演した意味はあった。 苦しくても「説明」を続けることが重要なのだ。
 
 それはそうと、福山哲郎氏は明らかに「進化」している。 以前は議論すると言葉が乱暴になったり、感情的になったりするところがあった。 が、今回の対決では、終始、論理的で、落ち着いたトーンを保っていた。 最近は民主党の政調会長代理としてテレビ出演も増えているようだ。 ふーむ。 民主党にまた1人、「新たな強敵」が出現した感じだ、な。
 
 他の政治家の「TVパフォーマンス」を分析・評価するのは簡単だ。 が、自分自身の「テレビ出演」に得点をつけるのはとても難しい! 回りの人間は(政治家やマスコミ関係者はもちろん、親しい友人でさえも)けっして「本当のこと」を言わないからだ。 永田町には、よくいるんだよなあ。 本人の前では「あの発言はよかったですよ!」とか、「あの議論はいいとこついてましたねえ!」なんて言いながら、陰では「全く正反対の悪口」を言いふらしている人種が!(*こういう場面、何度も目撃した。)
 
 だからこそ、自らのアンテナで「生の反応」をキャッチする「感度」を持たねばならない! 周辺の人間の「お世辞」や「社交辞令」に惑わされてはならない。 山本一太の場合、最も厳しくてフェアな評論家は「うちの奥さん」だ。 メディア出演に関して、「彼女」に褒められることは、ほとんどないもの!(ガクッ!) でも、「思ったこと」を正直に言ってくれる人が、こんな身近なところにいるなんて! 自分はとても幸せだと思う。
 
追伸:
1.午後は(妻と2人で)道頓堀に「落語」を聴きに行った。 3人の女性落語家の「熱演」を堪能した。 NHKの朝の連ドラ「ちりとてちん」の影響で「落語家志望の女性」が増えているらしい。 それでも「噺家の世界」はまだまだ男性上位。 男性の落語家200名に対して、女性の落語家は20名にも満たないとのこと。 そういえば、女性落語家で大成した人って、思い浮かばない? 一体、なぜだろう??

2.夜は大阪城公園近くの「シアターBRABA!」に「TRIP OF LOVE」(トリップ・オブ・ラブ)を観に行った。 前回のプレビューに比べて、随所に「変化」が見られた。 なるほど、これが「トライアウト」の醍醐味なのか。 「TRIP OF LOVE」の件については改めて詳しく書く。


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