2008年3月5日

 午後2時。 議員会館事務所でパソコンを起動させた。 本日も午前9時に鴻池委員長の職権で予算委員会がセットされた。 昨日と同様、総理以下全閣僚出席の下で、野党委員の出席を求めた。 昨日と違うのは共産党の委員が顔を見せたこと。 が、やはり民主党、社民党、国民新党の議員は現れない。(*ちっ!あと2人いれば委員会の定数が足りるのに!) 30分待った後、委員長が委員会の流会を宣言した。 この「審議拒否」はどうも小沢代表の意向のようだ。 民主党の現場サイドだって、本当は委員会をやりたいんじゃないだろうか? 委員会を止めるなら、閣僚を質疑で追いつめて中断させればいいではないか! こんなやり方は、国民の理解を得られない。 参院民主党には、参院第一党としての責任を自覚して欲しい。 野党は一刻も早く委員会審議に応じるべきだ!(怒)
 
 昼。 大村秀章衆院議員とランチを食べた。 大村氏と言えば、今や自民党きっての「社会保障政策」のスペシャリスト。 医療制度改革について意見を交わした。 考えたらしばらく会っていなかった。 これからは、時々、昼食に誘ってみよう!
 
 米国大統領選挙、とりわけ民主党の候補者指名レースが白熱している。 あと数時間後には、大票田のテキサス、オハイオを含む4州での「予備選挙」の大勢が判明する。 共和党はジョン・マケイン候補が予備選突破を決める可能性が高い。 これに対して、民主党はヒラリー・クリントン候補とバラック・オバマ候補の間で「歴史的な接戦」が繰り広げられている。 
 
 現時点での両候補の獲得代議員数(見込み)は、オバマが1378人、クリントンが1269人だ。 実はオバマ候補がテキサス、オハイオの2州を穫ったとしても、ヒラリー候補との差は大して開かない。 ましてや、どちらかの候補者が指名獲得に必要な2025人を確保するというのは不可能な情勢だ。 が、ヒラリーがこの2州のうちの1つでも落とすようなことがあると、たちまち窮地に追い込まれる。 「共和党はマケイン候補で選挙準備を本格化させる。民主党の指名争いを長引かせるべきでない!ヒラリーは撤退して、オバマに一本化すべきだ!」 そうした「ヒラリー降ろし」の声が民主党内で必ず起こる。 ヒラリーがそこらへんをどうとらえ、どんな判断をするかだ、な。 
 
 政治家としての直感からすると、(仮に大票田の2州を両方失っても)彼女は最後まであきらめずに戦うと思う。 時代の流れからすると、やっぱり最終的にはオバマかなあ。 え? オバマならマケインに勝てるんじゃないかって?? それは分からない。 全体の政治情勢を見ると、共和党に逆風が強いことは事実だろう。 が、大統領選挙は「政党対政党」というより、「個人対個人」の戦いになる。 実際、最近の世論調査によれば、「マケイン対クリントン」でも、「マケイン対オバマ」でも、「接戦」という予測がなされている。
 
 あ、次の会合のためのメモを作らないと。 続きは次回のレポートで。


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