2008年3月3日

 午前8時。 紫の野菜ジュースを飲みながら、パソコンのキーボードを動かしている。 明日の「プロジェクトJ.」には、小池百合子氏(前防衛大臣)が来てくれることになった。 「公務員制度改革」の柱のひとつでもある「大臣の人事権」について「生の体験」を聞き、フリーディスカッションをする。

 朝からTVの画面に大阪府の橋元知事や石破防衛大臣が映っている。 石破大臣の話を聞きながら、「石破さんは、きっとこの逆境を乗り越えられる」と思った。 国会での答弁だけでも相当の負担がかかっているのに、(超多忙な日程をやり繰りして)TV等でも積極的に発言している。 「対応がまずかった」部分は率直に認め、その上で、大臣自らが「説明責任」を果たそうとしている。 その姿勢はちゃんと国民に理解されるはずだ。 ただし、「これ以上の矛盾やスキャンダル」が出て来なければ...心配なのはそれだけだ、な。

追伸:
1.熊本市内の日本料理屋で会った女将から「一枚の紙」をもらった。 そこにはあの小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)が明治27年に熊本で行った講演(「極東の将来」(The Future of Far East)の一節が書かれていた。 へえ、小泉八雲って、熊本大学で教鞭を取っていたのか。 大学を去るにあたって行われた「特別講演」らしい。 次のような文章だった。 

 「私は「九州精神」と呼ばれて来たものが何であるかについて考えて来た。そして遠い昔から、立居振舞の素朴さや正直さを旨とする生活信条が熊本の美徳であったと聞き及んでいる。果たして然らば、私は次のように断言したい。則ち、思うに日本をして将来その大をなさしめるものありとせば、それは一にかかって此の九州或は熊本精神を維持涵養することに在りと。熊本精神...それは簡易・善良・素朴を愛し、日常生活に於いて無用の贅沢と浪費とを憎む精神である。」

 何となく、国会での論議が頭を過った。 「簡易、善良、素朴を愛し、日常生活に於いて無用の贅沢と浪費とを憎む精神」か。 日本人が忘れた「美徳」ですよね。

2.熊本人も知らない熊本の言葉で「ぜえたん」というのがある。 「ぜえたん河童」がどういう意味か、ぴたりと当てた人がいたら、山本一太のCD(又は上州の七福神あられ)を無料で差し上げます!(笑) いや、マジで。


自民党のSiteB「第3回ブログ対決」に応援の一票を!

この直滑降レポートを応援していただける方は、blogランキングへ

target="_blank">「チャレンジャーに捧げる詩」の無料ダウンロードはmF247へ