2008年2月24日




 韓国に「ハンナラ党政権」(李明博大統領)が戻って来た。 日韓議員連盟の幹事の1人として、明日の「大統領就任式」に出席する。 本日、午後のフライトでソウルに飛ぶ予定だ。 1泊2日の慌ただしい日程。 「政界の友人たち」に会う時間は、なかなか取れそうもない。 ま、いいか。 再会を約束したソウル市長(オ・セフン市長)には、「山本ー河野コンビ」で訪韓した時にアポを申し込んでみよう。

 

 以前にも書いたが、自分は「衆議院の比例選挙区」というものに否定的だ。 もともと小選挙区制から中選挙区制に移行するための「激変緩和措置」であり、制度としての「存立根拠」が見当たらない。 特に、「重複立候補=比例復活」(小選挙区で落選した候補者が、比例区で復活する)などという「有権者をバカにした」システムは、一刻も早く廃止するのが筋だと思う。 

 

 が、しかし、(個々の衆院議員の当落に関わる話だけに)現実的には、「明日から衆院の比例をなくす」というのは難しいだろう。 が、もし、そうだとしたら、(ごく一部の特殊なケースを除いて)政党が「選挙区で戦わない候補者」を「単独比例で優遇する」などという方法はやめるべきだ。 

 

 万一、「比例復活」という「国民に評判の悪い制度」を残すのであれば、小選挙区で戦ったすべての候補者を「横並び」にして「惜敗率の高いほうからチャンスを与える」というのが当然だ。 ましてや、最大政党(与党)である自民党が「参議院選挙で落選した候補者を、衆院の単独比例で復活させる」みたいなことをやってはならない! そこには何の「民意」も働いていないからだ。 加えて、「選挙区を持たない1人の候補者」を優遇すれば、「選挙区で必死に戦って破れた1人の候補者」のチャンスを奪うことになるのだ。 フェアでオープンなルールのない組織は、必ず活力を失う。

 

 自民党選対副委員長の菅義偉氏は、すでに「この方向」で公認調整をすると明言している。 ということは、古賀誠・選対委員長も同じ考え方のはずだ。 菅さん、いろいろと抵抗はあるかもしれませんが、頑張ってください! 「選挙区で戦う候補者」を重視するという方針、100%、支持しますからね!!




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