2008年2月16日




 午後9時45分。 関西空港のVIPラウンジでパソコンを起動させた。 あ、飲み物ですか? 温かいレモンティーをお願いします。 え? 札幌からの便が雪で到着が遅れたために、東京行きのフライトも30分、出発が延びるって? ということは、羽田空港に着くのは午後11時40分頃だ、な。

 

 世耕弘成後援会主催の「新春の集い」が行われた新宮市の会場から関西空港までは約3時間。 和歌山県に来る度に思う。 「ここには、道路が必要だ!」と。

 

 午前中のフライトで関西空港へ。 和歌山県新宮市に到着したのは、午後4時30分。 落ち着いた雰囲気の日本料理屋に、新宮市の世耕後援会幹部が集まっていた。 約1時間、夕食を食べながら懇談した。 午後6時。 新宮市の職業訓練センターのホールで「新春の集い」がスタート。 会場は満席。 相変わらず世耕後援会の動員力はスゴい! 「あ、そうか。2年前も世耕さんに頼まれてここで講演したっけ。あの時は選挙の1年前ということもあって、ホールの外まで人が溢れていたなあ!」 そんなことを考えながら、ステージに上がった。

 

 午後6時5分から35分間の講演。 安倍内閣時代の「世耕首相補佐官」の活躍のエピソードや苦労話を中心に話を組み立てた。 2年前の講演で大好評だった政治家の「モノマネ」は封印した。(笑) 実は、石破防衛大臣、佐藤ゆかり氏、片山さつき氏、津島雄二・税制調査会長なんかも「新たなレパートリー」に加わっている。 まあ、やらなくて正解だったと思う。(笑)

 

 今回のパフォーマンスは自己採点すると、60点。 前回の講演に比べると、インパクトは50%くらいか、な。 あちこち話が分散してしまった。 むしろ、世耕さんの政治活動にポイントを絞ったほうが効果的だった。 が、(よくあることだが)突然、頭の中に「参院自民党のアニメーション」が湧き出てしまったのだ。

 

 『「国会山」には、2つの大きな「犬の群れ」がいて、参院のエリアは、老練なボス犬「ミッキー」と実力者の「タイガー」が仕切っている。 そこに暮らす子分の犬たちは、すべて鎖に繋がれ、「お座敷犬状態」だ。 ルールに従わないと、ボスから「えさ」をもらえない。 ある日、このエリアに群馬から変わり種の「イチタ」(群馬犬)がやって来た。 「えさ」をちらつかせても、言うこと聞かない。首輪を嫌がって、勝手に外に遊びに行ってしまう。たった一匹でも噛み付いてくる「イチタ」に手を焼いていると、今度は和歌山のほうから小型犬「セコー」(和歌山犬)がやって来た。セコーは毛並みはいいが、知恵も行動力もあって...』 

 

 ああ、こんなバカな話に10分も使ってしまった!(笑) ふむ。 幾つかの理由で、言葉にリズムが乗らなかった。 トピックの選び方もちょっぴり間違った。 が、あの難しい状況の中で、世耕首相補佐官が(安倍総理を支えて)必死で頑張っていた。 その事実の一端は、支持者の方々に伝えることが出来たと思う。 ハイ、そろそろ搭乗時刻ですね。 この続きは東京で。

 




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