2008年2月9日:パート3




 午後8時15分。 東京に向かう列車の中でパソコンを開いた。 窓の外は雪。 積もりやすい雪質ではないが、長時間続くと数センチの積雪になるかもしれない。 え? 何で分かるのかって?? そりゃあ、そうでしょう。 スキーと温泉で有名なあの「草津町」で生まれて育った私ですから!(笑)

 

 「国会議員」に求められる資質は明らかに変わった。 どんなに話題性を振りまこうと、物議を醸すトリックスターであろうと、名門の家柄であろうと、中身(能力)のない政治家、勉強しない議員は「進化を続ける有権者」から見捨てられる! 「ちやほや」されるのは最初のうちだけだ。 すでに時代から取り残されていることに気づかず、依然として「スター気取り」の政治家を見ると、悲しくなってくる。 回りが「あなたはスターですよ!」みたいな不自然な演出をするから勘違いするのだ。(苦笑) これって、政治家本人の「感度」(センシティビティー)の問題だ、な。

 

 「直滑降」の読者から、よくこんなメールが届く。 「山本さんのブログのあの一節、何か意味があるんですか?」「何のことか分からないけど、相当のことがあったようですね!」 この国政レポート、さり気なく書いているように見える言葉のひとつひとつに「意味」がある。 ギリギリの「思い」が込められている。 それは、政敵に対する「警告」であったり、自分に対する「戒め」であったり、同僚議員に対する「密かなアドバイス」だったり、「怒りや苛立ち」の表現だったりする。 たった1人にしか届かないメッセージもあれば、政治家ならすぐにピンと来る「情報」もある。

 

 時々、「これは誰にも分からないだろう」と思って書いた文章の「隠された意図」をぴたりと言い当てる人間がいたりして! そう、世の中には「異常に勘の鋭い人」ってのがいるんですよ、ね。 あ、たった今、車内アナウンスがあった。 あれ、東京も雪...なのか! うまくタクシーが拾えるといいんだけどなあ。 もうすぐ東京駅。 続きは次回のレポートで。




この直滑降レポートを応援していただける方は、blogランキングへ




「チャレンジャーに捧げる詩」の無料ダウンロードはmF247へ