12月12日




 午後11時30分。 東京の部屋でパソコンの電源を入れた。 ううむ。 49歳にして「迷える子羊(?)」だったりして!(笑)

 

 自民党のある衆院議員が言った。 「この様子だと、衆議院選挙は遠のいた。福田総理は絶対に解散しない!もっと言えば、自民党も民主党も(本音では)あまり早く選挙をやりたくないと考えている。つまり、1月解散なんてあり得ない!!」 「とにかく、今、選挙をやるのはまずい。先日、党本部が実施した(?)世論調査でも、自民党にかなり厳しい結果が出たらしい!」とも。 

 

 その言葉を聞きながら思った。 「本当にそうだろうか?何かひとつきっかけがあれば、国民のムードはガラリと変わる。ジェットコースター政局という現象は消滅していない。油断は禁物だ!」 さらに心の中でこうつぶやいた。 「自民党議員にせよ、民主党議員にせよ、『今、選挙をやったら旗色が悪い。雰囲気が変わるまで、もう少し先に延ばしてもらいたい』などと思っている政治家は、どのみち生き残れない!」 だって、そうでしょ?! 半年後にやったからと言って、現在より有利な状況で戦える保証はどこにもない。 そんな「他力本願」の気持ちを持っている政治家が、激戦を勝ち抜けるはずがないではないか!!

 

 以前のブログにも書いた。 「衆議院の比例区」などというものは、出来るだけ速やかに廃止するべきだ。 もともと「中選挙区制度」から「小選挙区制度」に変わる際の「激変緩和措置」(議席を失う人々を救済する緊急措置)として導入されただけで、最初から制度としての意味がない。 ましてや、「重複立候補」(=小選挙区で落選して、比例で復活する)などという分かりにくいシステムは、国民の理解を得られない! いずれにせよ、次の選挙は、自民党にとって厳しい闘いになる。 「選挙区でダメでも何とか比例で」などと心のどこかで考えている候補者は、とても逆風を跳ね返せないだろう!! 2年前の郵政改革選挙では、馳浩衆院議員が重複立候補を辞退して「背水の陣」で臨んだ。 馳氏が当選したのは(候補者本人の魅力に加えて)この捨て身の姿勢が有権者の心に響いたからに他ならない!

 

 午後5時30分。 都内某ホテルのカフェでマスコミ関係者に会った。 年末年始の企画で「プロジェクトJ.」の活動を取り上げたいとのこと。 うまくストーリーになるかどうかは分からないが、山本一太の政治活動に興味を持ってもらえるのは嬉しい! 「国連安保理改革」の議連を再スタートさせる件についてもチラッと話しておいた。

 

 午後7時。 某TV局の報道関係者3名と会食。 ちょっとお洒落なイタリア料理の店だった。(*さすがはテレビ関係者!) 福田内閣の展望や今後の政局について意見を交わした。

 

 あ、気がつくと午前零時を回っている。 明日は、午前から午後にかけて7時間の外交防衛委員会がある。 午前9時から昼までの3時間は、防衛省問題に関する集中審議。 内閣官房長官、外務大臣、防衛大臣に加えて、額賀財務大臣が答弁に立つ。 気の抜けない審議になりそうだ。

 

追伸:午前10時の参院本会議の前に行われた参院自民党の議員総会で発言した。 今国会で成立する見込みの「電子投票法案」について意見を述べた。 あ、気がつくと午前零時を回っている。 この件については、次回のレポートで。

 




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