12月3日:パート2




 午後7時50分。 赤坂付近のカフェレストランでパソコンを開いた。 ここでサッと夕食をすませ、そのまま帰宅する。 明日の外交防衛委員会の質問の準備をするためだ。 今晩は「情報交換の会合」をセットしていない。 え?信じられないでしょうが、世の中にはいるんですよ! 「山本一太さん、近いうちに、ぜひ時間を作ってください!」という人々が!(笑)

 

 午後6時30分。 参議院議員会館の面談室に10人を超える関係各省の若手・中堅官僚たちがやって来た。 書き終わったばかりの質問事項のメモを配り、出来るだけ簡潔に質問通告をした。 明日の総理質疑を前に、各党の質問者から「様々な注文」が出されているに違いない。 その1つ1つについて「大臣答弁の原稿」を作らねばならないのだ。 本日集まった官僚たちのほとんどが「徹夜」だろう。 与党議員との質問打ち合わせで余分な時間を取らせるのは忍びない。 

 

 自民党筆頭理事である山本一太に与えられた質問時間は約60分。 「補給支援活動特措法案」に関しては、衆議院での40時間の質疑で「法案のほとんどのポイント」がカバーされている。 少し考えて、質問の切り口をインド洋での日本の補給活動に対する国際社会の評価と、給油・給水が中断したことによって生じている負の影響という2つの点に絞ることに決めた。 質問の流れをどう作っていくかは、総理の答弁やその場の雰囲気で柔軟にやることにしよう。 「決まったとおりにやる」のはどうも苦手だ!

 

 あ、スモールサラダが来た。 間もなく「ビーフピラフ」も姿を現すだろう。 続きは次回のレポートで。

 

追伸:「原稿どおりの質問」も、「計算された人生」も、性に合わない。 「緻密な損得勘定」で行動している国会議員を見ると、いつもこう思う。 「大臣になるのは早いかもしれないけど、コイツ、なんてつまらない政治家だろう!」




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