11月16日




 午後7時30分。 某ホテルのカフェレストランでキーボードを操っている。 たった今、防衛省の官僚が帰っていった。 約1時間、夕食のビーフピラフを食べながら、民主党が打ち出した「テロ特措法対案」のポイントについて議論した。 それにしても、参院外交防衛委員会の運営は難しい。 何をやるにも1ミリずつしか進まない!(苦笑) 唯一の救いは、民主党のカウンターパートが(個人的に親しい)浅尾慶一郎氏だということくらいか、な。 イライラすることは多いが、修行だと思ってあきらめるしかない。 「人生万事塞翁が馬」でしょう。 外交防衛委員会がモメているお陰で、国対委員長や筆頭副委員長との距離もぐんと縮まった。 これはこれで楽しいことだ。

 

 本日の予定はTBSの「朝ズバッ!」から。 「山本VS浅尾」とは言っても、テーマは証人喚問。 与党議員としては、発言の難しい局面だった。 コメンテーターからの質問も、昨日の証人喚問で守屋氏から「2人の防衛庁長官経験者」の名前を引き出した「お手柄の浅尾氏」に集中。 なんか、「刺身のツマ」みたいな状態だった。 まあ、今に始まったことではない。 「誰も発言したくない場面」に出ていくのが自分の役目なのだ。(笑)

 

 番組終了後、TBSのハイヤーで「朝ズバ」のスタジオから議員会館事務所に移動。 外務省のブリーフィング、外交防衛委員会理事懇談会、自民党総務会、国際的NGOに関する小委員会(先日委員長に就任)、財政改革研究会と続いた。 スケジュールの合間を縫って、何度も国対の部屋に足を運ぶ。 新テロ特措法の法案やイラク特措法廃止法案の今後の進め方について、国対幹部と何度も意見調整をやった。 気がつけば午後6時。 いつものことではあるが、あっという間に1日が終わった。

 

 明日は朝から地元に入る。 「長野原町・山本一太後援会」で国政報告会をやるためだ。 午後は東京にとんぼガエリ。 夕方から某テレビ番組の収録に参加する。 明後日の朝はテレビ朝日「サンデープロジェクト」のスタジオ出演もあった。 ああ、今晩中にやらねばならないことが山ほどある。 「プロジェクトJ.」の財政改革提言案(総論)も書かなければいけない。 さて、ここからは4つの選択肢がある。 「今晩、時間を作れないか?」と言ってきた友人に会うか、若手政治家の集まりに顔を出すか、マスコミ関係者と情報交換をするか、早々に帰宅してプロジェクトJ.の原稿にとりかかるか、だ。 ふむ。




追伸:

1.ストレスが限界レベルに近づいてきた。 日曜日の夜は、必ず「映画」を観ようと決めた。 ええと、「ディス・イズ・ボサノバ」はもうやっていないようだ。 「ヘアスプレー」「インベージョン」「見えざる敵」なんかもいい。 デビット・リンチ監督の「インランド・エンパイア」は長すぎる。 たまには日本映画(「像の背中」)にしようか、な。




2.人間とは、つくづく単純な生き物だと思う。 たった一本の短い電話で、こんなに「幸せな気持ち」になれるんだから!(笑)




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