10月2日:パート2




 午後7時30分。 赤坂のファミレスで簡単な食事をすませた。 ひとりで熱い紅茶を飲んでいる。 今晩は(珍しく)「夜の計画」(=情報収集スラローム)を立てなかった。 「隠れ家」のカフェは午後8時には閉まってしまう。 30分じゃあ、あまりにせわしない。 ということで、フラりとこの場所にやってきた。

 

 ところで、平沢勝栄代議士のパーティーは盛大だった。 「お、有名な演歌歌手がいる。」「あ、あのTVタレントも!」みたいな雰囲気だった。 通常の政治家の資金パーティーでは見かけないタイプの人々を大勢、目撃した。 会場で4、5名の出席者から声をかけられた。 「山本さん、なんであんた大臣にならないの?不思議だねえ!」「民主党なんか、ガンガン論破しちゃってよ!」「写真、一緒に撮っていいですか?」 すかさず、「群馬県にお知り合いがいたらお願いします!」と宣伝しておいた。(笑)

 

 そう言えば、週末に会った地元の支持者からこう言われた。 「一太さん、最近、テレビに出ているのを見ても、元気がないねえ。野党議員に押されてるもんなあ。」 ずっと応援してきた安倍首相があんな形で内閣の幕を引いてしまったのだ。 突然の「政治空白」を作ってしまった責任は、安倍総理をちっとも助けられなかった「応援団」にもある。 こんな時にはしゃいだり、得意になって野党を攻撃したりしたら、それこそ「軽薄な政治家」に見られてしまう。

 

 それでも、少しづつ「安倍ショック」から抜け出しつつある。 突然「ぐしゃっ!」と押しつぶされた「元気玉」が、再び体内で成長を始めたからだ。 とりあえず、「プロジェクト・日本復活」が「山本一太復活」の狼煙になるはずだ。 「8名の有志メンバー」の顔を思い浮かべながら思った。 ああ、「この政治家たち」と同じプロジェクトに携われるなんて、本当に幸せだな、と!! あと、水野さんと太郎ちゃんあたりがいれば(オレ的には)申し分ないんだけど、な。

 

追伸:本日午前9時15分からの「テロ特措法・合同部会」の議論は白熱した。 自分も手をあげて2回、発言した。 加藤紘一衆院議員が、「3分の2条項」を使うことに警鐘を鳴らした。 「そんなことをしたら(数の横暴だと言われて)自民党は大変なことになる!」と。 それなりに説得力のある意見だった。 「だいたい参議院で否決されたものを、衆議院で再可決するなんて、参議院の人たちは怒ると思いますよ!」とも。 すかさず、こう反論しておいた。 「もちろん、現時点で3分の2条項のことは一切言う必要はないと思います。が、ひとりの参議院議員として言わせてもらうならば、衆議院での3分の2での再可決は憲法で認められている。それだけの信任を政権選択の府で得たということでしょう。このテロ新法が万一参院で否決されるようなことがあったら、国益のために3分の2条項を使うことがあってもいい。私自身は別に腹を立てたりしません!!」




 なぜ、そんなことを言ったのかって? 最初から「衆議院の再可決はあり得ない」みたいなムードが発信されたら、法案審議にマイナスだからだ。 この法案が通らなかったら、日本の国益は大きく損なわれる。 法案の必要性を国民に十分説明し、その上で(この新法をチャンスと見て)こちらから解散総選挙を仕掛ける。 そのくらいの覚悟がなければ、民主党の反対姿勢を突き崩すことは到底、出来ないだろう。






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