9月14日:パート2




 午後7時30分。 青山付近の小さなカフェ(隠れ家)でパソコンの電源を入れた。 ふうむ。 疲れている時は、甘いチャイが美味しい。

 

 ええと、現時点での本日のブログへのアクセス数は約1万2千。 この3、4日ほど、ブログへの一日のヒット数が1万件を超えている。 昨日は1万5千を上回った。 安倍首相の辞任表明以降、政治への関心が高まっているせいだろう。 読者からのメールも通常の2、3倍になっているようだ。

 

 議員会館の階段で、新潟の塚田一郎参院議員に声をかけられた。 今回の参院選挙で当選した期待のルーキーの1人だ。 「一太先生。私は総裁選挙で麻生太郎さんを応援しています。一度、話を聞いていただけませんか?!」(*いいなあ、この真っすぐなアプローチ!) こちらも率直に答えた。 「塚田さん。私は麻生幹事長のことをチャーミングでダイナミック(かつちょっとケアレス(笑))な方だと思っています。個人的には結構好きですよ!でも、麻生幹事長ー与謝野官房長官ラインとは政策が違います。だから総裁選挙で支持することは(残念ながら)出来ません!」

 

 総裁選挙と言えば、本日午前11時から行われた町村派の総会で「グループとして一致して福田康夫元官房長官を推す」ことが決定された。 世代交代のシンボル的存在だった安倍首相を担いだものの、思いもかけなかった終局を迎えてしまった。 ここは、福田氏のバランス感覚と安定感で危機突破を図るしかないかもしれない。 総会での短い言葉の中に、政治家としての「強い使命感」を感じた。 さらには、改革路線をリードしてきた小泉前総理も、中川前幹事長も「福田支持」を明言した。 「福田康夫総理」が(改革の痛みの部分には一層の光をあてつつも)「小泉ー安倍改革路線」を逆行させるー自民党の先祖ガエリを許したり、古い政治手法を復活させたりするーようなことは断じてないと信じて、今回は同郷の敬愛する先輩政治家・福田康夫候補に一票を投じたいと考えている。

 

 同時に、「福田内閣」による「改革の続行」を確信するために、福田元長官には一刻も早く「政策」(=総裁選挙の公約)を発表していただきたい。 所属派閥が応援を決めたからとか、同郷の先輩だから(選挙区の事情)という理由ではなく、候補者本人の政策と政治姿勢から「危機突破のためのリーダーとしてふさわしい!!」と確信した上で、同僚議員たちに賛同を呼びかけ、かつ国民に福田総理の魅力を訴えていきたいからだ。 「自民党総裁選挙」は内閣総理大臣を決める選挙だ。 候補者の政策や政治理念を見ないうちに「支持又は不支持」を決めてしまったら、「何のために総裁選挙(政策の議論)をやるのか」「それこそ派閥談合のやり方ではないか」と言われてしまう!!

 

 派閥総会での福田元長官の短い挨拶には、自民党の(というより日本の)窮地を救うために「あえて火中の栗を拾う」という覚悟が感じられた。 その意味で、明日の福田氏の出馬表明記者会見に注目している。 必ず「応援する理由」を再確認出来る。 そう信じている。




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