9月2日




 東京から高崎に向かう列車の中でパソコンを開いた。 新しいマックは(相変わらずちょっと重いけど)画面が大きくて見やすい。 キーボードも「ぴちぴちした」感触だ。

 

 9月10日の国会開会を前に農水大臣の「補助金不正受給問題」が発覚した。 いつものとおり、自分の「嫌な予感」が的中した。 野党はさっそく参院での「問責決議案」を検討しているようだ。 最近は朝のTVニュースを見るのがコワい。 朝刊を広げる度にドキドキする。 起こってしまったことは仕方がない。 重要なのは、総理自身が迅速かつ果断に対処することだ。

 

 永田町の多くの人々は、依然として「参院逆転」の本当の意味が分かっていない。 「すべての委員会で野党が過半数を占める」参院では、国会対策などというものは機能しない! 加えて(極端に言えば)「参院の過半数割れ」は、内閣総理大臣にとって「伝家の宝刀」である「解散」のタイミングさえ「野党に握られる」ということを意味する。 参院で安倍首相への「問責決議」が可決された場合、実際には「退陣又は解散」しか実際の選択肢はないからだ。 更に悪いことに、参院の自民党勢力は、3年後も、6年後も大きく増えることはないだろう。 つまり「現在の与野党の構図」が続く限り、参院で与党が過半数を占めることは「半永久的にない」ということになる。

 

 政界は既に「乱世の時代」に入った。 このことに本当に気づいている政治家が何人いるだろうか? あ、もうすぐ高崎。 この続きは次回のレポートで。

 

追伸:自民党の「先祖がえり」が始まった。 「小泉総理誕生前」の「古い自民党」に戻したいというなら、「改革路線」を逆行させるというなら、それはそれで構わない。 が、その時は「2年前の郵政解散選挙はインチキでした!」と宣言した上で、次回の衆院選挙を戦ってもらいたい!!あの「300議席」がまやかしだったと判明した時、有権者(特に無党派層)の「怒りのエネルギー」は凄まじいものになるだろう。




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