8月26日:パート2




 午後9時。 都内某所で政治関係の友人を待っている。 明日の内閣改造を含めた「今後の政局」について情報を交換するためだ。 そう言えば、明日は早朝からTBS「朝ズバッ!」(午前5時30分ー8時30分)のコメンテーターを務め、続けて午前10時からテレビ朝日「スーパーモーニング」の政治コーナーに出演する。 「内閣改造」に関し、1人の政治家として率直に意見を伸べようと思う。 え?別に損得勘定はない。 誰に何と言われようと気にしない。

 

 今朝のTV出演(特に「報道2001」での発言)が、永田町で予想以上の波紋を広げているようだ。 さっそく、何人もの記者や政治家から電話やメールが入ってきた。 「2001」で対峙した相手は「官邸崩壊」を出版したばかりのジャーナリスト、上杉隆氏。 通常、TVの討論番組で「特定の個人」に言及する(ましてや批判する)ようなことは、極力、避けるようにしている。 が、「安倍政権を窮地に陥れたのは、官邸のチーム安倍の面々だ!」と主張する上杉氏の口から、世耕首相補佐官や井上総理秘書官等の名前が頻繁に飛び出してくる状況の下で、黙っているわけにはいかない。 「世耕、井上両氏がいかに安倍総理のために必死に頑張ってきたか!」を力説すると同時に、一貫して応援してきた井上秘書官に対しては「少し手厳しい」指摘もした。 加えた、「この1年間、安倍首相の政策を支えてきた塩崎官房長官の功績が過小評価されている」ことも強調しておいた。

 

 政治家山本一太がこれまでTVの画面で「安倍総理や安倍政権に批判的なコメントをした」ことは(恐らく)一度もない。 が、安倍内閣が最大のピンチに立たされているこの段階では、総理にとって「耳の痛いこと」も発信しようと心に決めた。 「安倍ジェット」は、年末までそれこそ「乱気流の連鎖」に見舞われるだろう。 ここで「思い切った発言」が出来なかったら、安倍応援団を続けてきた意味がない。

 

 万一安倍首相が今日の2つのTV討論を見ていたとしたら(そんな時間があるとは思えないが)、かなり不愉快な気持ちになったかもしれない。 が、自分には逡巡はない。 もともとポストに執着はない。 安倍総理に嫌われたとしても、「必要なこと」は言い続けるつもりだ。 それが安倍総理のためになる(=安倍政権の再浮揚に繋がる)と確信した時には...。

 

 あ、「待ち人」が来た。 続きは次回のレポートで。






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