8月8日
選挙戦で蓄積されていた疲労が一気に吹き出したのか、それとも投票日の翌日からフルタイムで地元を飛び回るというストレスへの抵抗反応なのか、4、5日前に体調を崩した。 1日半ほど選挙区のお礼回りを休んだ。 気がつくと、「止まらないはずの」レポートが4日も滞っている。 空白の4日間は少しずつ「取り戻す」ことにして、とにかく「直滑降」を再開する。 それにしても、毎日、色々なことがありすぎて(言いたいことがありすぎて)とても書き切れない。(苦笑)
昨日の自民党代議士会で、3人の衆院議員が安倍総理の面前で「退陣を求める」演説をやった。 小坂憲次氏、石破茂氏、中谷元氏...いずれも閣僚を経験した大物議員だ。 以前のレポートにも書いた憶えがあるが、安全保障分野での石破さんの知識や実績は大いに尊敬している。 同世代の中谷元氏は、小泉政権で防衛庁長官に抜擢された。 2年前の郵政解散選挙では(要請を受けて)地元まで応援に行ったこともある。 誠実で、人柄がいい。 当然、選挙も強い。
石破氏や中谷氏が「安倍退陣論」をぶったことについては、特に(安倍応援団として)何の怒りも感じない。 山本一太は「安倍総理の続投」を支持している。 が、参院選挙であれだけの敗北を喫したのだ。 党内に「安倍首相は辞めるべきだ!」という意見があるのは当然のことだ。 ましてや、石破氏の地元である鳥取県と中谷氏のお膝元である高知県では、参院選挙の現職候補が苦杯をなめている。
もう一度言うが、自分には「参院選挙は政権交代の選挙ではない!」「首相としての公約を実現することで責任を果たしたい!」という安倍総理の主張や心情がよく分かる。 だからこそ、総理の続投に早々と支持を表明した。 他方、安倍首相がポストにとどまることは法的に何の瑕疵もないとしても、今回の参院選が「歴史的な惨敗」であったことは紛れもない事実だ。 「大事な仲間」を30人近く失った。(*その中には武見敬三氏のような「得難い人材」もいた。) 野党が多数を占める参院を抱えた政権運営は難航を極めるに違いない。 あらゆる困難や内外からの反発を覚悟した上で、安倍首相は自らの意志で「イバラの道」を選んだのだ。
安倍首相の「続投決断」は何を意味するのか。 それは、敗北した参院選挙を「中間テスト」(政権選択の民意ではない)と位置づけたということだ。 すなわち、苦しい状況の下でも実績を上げ、求心力を回復させ、支持率を上げて「期末テスト」(解散総選挙)で逆転を狙う(=「国民の政権選択の審判を仰ぐ」)という決意を固めたということに他ならない!
政治家としてこれだけの決断をしたからには、どんなに苦しくとも初心を貫いていただきたいと思う。 すなわち、内閣支持率が(一時的に)2割を切ろうが、党内で「安倍降ろし」の嵐が吹き荒れようが、「大人しく退陣する」などということは、けっして考えないでもらいたい。 どうしても踏みとどまれない状況に陥ったとしたら、自らの手で起死回生を狙った「解散総選挙」を打つべきだ。 そうでなければ、続投を決断した意味がない。 「自民党最後の総裁になっても構わない」というくらいの迫力と覚悟があって初めて「求心力」が戻ってくる。
「古い自民党」に戻ったら、どっちみち(早晩かつ確実に)政権を失う。 6年前に「小泉旋風」が起こらなかったら、自民党はすでにあの時点で野党に転落していたのだ。 小泉総理が「改革の断行」という延命装置で自民党を維持してきたことを忘れ、総理官邸が「少年官邸団」から「怪人20面相の巣」に戻るくらいなら、その結果として党内の抵抗勢力が息を吹き返して改革逆行の流れになるくらいなら、自民党はいったん下野してやり直したほうがいい。 逆風の参院選挙を戦いながら思った。 国民は「小泉ー安倍改革路線」を否定したわけではない、と。
ううむ。 どうも言葉がスムーズに出て来ない。 本日のレポートはここまで。 ええと、昼から「改革加速議員連盟」の総会(?)がある。 新人議員グル-プから「思い切った提案」がなされるという噂もある。(*ちょっと興味深い。)よしっ! たまには顔を出してみよう。 「改革減速議連」でないことを確認するためにも。(笑)
追伸:今週も、来週も、テレビの生出演がある。 安倍内閣の支持率が更に低迷し、党内外で安倍退陣論が大きくなるにしたがって、山本一太の出番が増えるという「皮肉な現象」だ。 まあ、いいか。 応援団は「窮地に立たされた」時にこそ、必要なのだから。
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