7月10日:パート3




 午後7時30分からの「藤岡女性の集い」は、約70名の会合だった。 藤岡・多野地域の選対本部長はもちろん、地元選出の現職県議と前県議、そして福田康夫官房長官の秘書官(長男)も、ゲストとして駆けつけてくれた。 というより、2人の現職、前県議には「人集め」も手伝っていただいたようだ。 15分ほど演説をし、全員で記念写真を撮った。 一人一人の出席者を握手で見送った。

 

 本日、連立政権のパートナーである公明党が、群馬県地方区の候補者である山本一太の推薦を正式決定した。 「爆弾低気圧」を突っ切っていかねばならない苦しい選挙だ。 選挙戦を目前にした友党のサポートは本当にありがたい。 中央と群馬の公明党本部関係者の方々のご厚意に、心から感謝を申し上げたい。

 

 公明党がほぼ同時期に行われる知事選挙で自民党公認候補の推薦を決めた後も、参院の自民党公認候補である山本一太に対する推薦は、ここまで見送られてきた。 両党の幹部の間では「公明党候補者のいない1人区の自民党候補」への支援について話し合いが整いつつあるという情報が(少し前から)飛び込んできていた。 が、自分は群馬県公明党本部が参院地方区の推薦を見送ってきたのは「当然のこと」だと捉えていた。 

 

 選挙は仲良しクラブの「おままごと」ではない。 与党への逆風が強まる中で、群馬県を拠点の1つとする自らの党の「大切な公認候補」の当選に全力をあげて取り組んでいるのだ。 「目に見えるギブ&テイク」がなければ、無条件で他党の候補者を推すなどということがあるはずがない。 「今回は推薦が出ない公算が高いのではないか?!」 ずっとそう思っていた。 

 

 正直に言うが、友党との選挙協力という点に関して、自分は「難しい立場」にある。 群馬県を地元とする自民党公認の「複数の比例区候補者」がいるという状況の下で、(目に見える形で)公明党の公認候補を支援する方法がなかなか見つからなかった。 政治家としての信義や筋を曲げないギリギリの範囲の中で、公明党候補に対していかなる協力をなし得るのか? そのことを真剣に模索してきた。 同じ立場に立たされて「悩まない」議員がいたとしたら、そっちのほうがよっぽどおかしいと思う。

 

 今回の公明党本部による「山本一太の推薦」は、自公連立という大きな流れを受けて決まったことだと考えている。 相手側から「厚意」を示してもらったからには、(具体的なことは書かないが)出来るだけの「誠意」を示さなければならない。 そう考えている。

 

追伸:公明党の「推薦」をもらったからと言って、公明支持者の方々がそのまま「山本一太」と書いてくれるとは思っていない。 推薦は「好意的に評価してもらう」状況が整ったということだと解している。 自民党支持者や無党派層の有権者の方々と同様、公明党支持者の皆さんにも、「ああ、これなら応援してもいいな」と思っていただけるように、きちんとした政策と政治理念を発信していかねばならない。 

 

 




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