6月22日;パート2




 午後5時。 新幹線で上毛高原駅に向かっている。 東京駅の構内にあるカフェで熱い紅茶を飲んだ。 緊張していた気持ちがすーっと解きほぐされていくような感覚だ。 やっぱり、紅茶とパソコン(愛用のマック)なしでは生きられない身体になってしまっている!(笑)

 

 前回のレポートで、現在の「山本チーム」とスクラムを組んで戦えるのは幸せだと書いた。 同じことは「山本一太選対」についても言える。 知事選挙のほうに迷惑をかけてもいけないので、有力な自民党県議にはあえて役員就任をお願いしなかった。 が、今回の選対はこれまでで「ベストの布陣」だと確信している。 これだけのメンバーが顔を揃えた応援団に支えられて選挙に臨めるなんて、政治家としてこれ以上の幸運はない。 後悔のない勝負が出来ると思う。

 

 山本一太選対図の横に「山本一太後援会」というブロックがあって、そこに連合後援会長の名前が付してある。 連合後援会長は、先代の父の時代からお世話になっている「群馬県を代表する経済人」だ。 山本一太の前橋後援会長であると同時に、企業後援会の代表も務めていただいている。 昨年の自民党総裁選挙の際には、大変なご迷惑をかけてしまった。 さすがに叱られたが、「まあ、山本一太の会長だけはやらざる得ないだろう」と言って、会長ポストにとどまってくれた。 これは本当に有り難かった。

 

 ところで、山本一太後援会の「連合後援会」という名称はあるものの、実質的には「形だけ」という側面が強い。 事実、「連合後援会の総会」というのは、ここ6年間で一度もやっていない。 前回の選挙の際に(それともその前に)役職を設けて、そんな集まりをやったような、やらなかったような?? 各地域の支援組織には、それぞれ立派な会長と幹事長がいる。 ひとことで言うと、各地区の後援会が「独自に活動している」というのが実態だ。 

 

 もともと、6年に一度しか選挙のない参議院議員の場合、選挙ごとに後援会を作り直す(又は新たに立ち上げる)というのが、通常のパターンだ。 加えて、各地域で事情も文化も違う全県一区の選挙区で、そんな中央集権的なシステムは機能しない。 「それぞれの地区組織が自由に動いている」現在の体制が、最も現実的で、機能的だと思っている。 いずれにせよ、この選挙が終わった後で(当選出来たらの話だけど)、各地域の後援会組織を再構築することになるだろう。

 

追伸:年明けから、群馬県各地を歩いている。 どの地域が強くて、どの地区が弱いのかが、次第に分かってきた。 逆風でも比較的安定している場所と、マスコミの報道ですぐに雰囲気が変わってしまうエリアがある。 「爆弾低気圧」を想定して、それでも勝てる戦闘態勢を整えなければならない。 地元秘書に電話を入れ、次のような指示を出した。 「ここと、ここが弱い。そこらへんを重点地区にして、テコ入れを図って欲しい。不安定な地域で勝てるかどうかが、最後の勝敗を分けると思うよ!!」

 




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