5月31日:パート3




 午後8時20分。 高崎から東京行きの列車に乗った。 某県議の女性部による会では、(いつものとおり)各テーブルを回って、全員と会話を交わし、全員と握手をした。 後援会の幹部が「7月の参院地方区は、山本一太さんを当選させましょう!」と言って会場から拍手が沸いたとしても、「出席者全員が応援してくれるはずだ」(いわゆる「はずだイリュージョン」)などという「錯覚」は持たない。 

 

 国会議員であれ、地方議員であれ、「政治家の後援会」は、その議員を応援したいと思っている「独立自尊の人々」の集まりなのだ。 たとえ「応援されている張本人」でも、「応援してくれている支持者」の他の選挙での投票行動は縛れない。 最近の選挙では、この傾向がますます顕著になりつつある。 だから、「勝負は乾杯の後」なのだ。 たとえ「大海に柄杓で水を注ぐ」ような作業だとしても、会場の隅々まで歩き、1人1人の心に訴える。 この姿勢がない候補者に「有権者の気持ち」は掴めない。

 

 そう。 選挙の投票は「無記名で」行われる。 投票した本人がしゃべらない限り、誰がどの候補者の名前を書いたのかは、永遠に分からない。 つまり、有権者は「心のままに」選択出来るというわけだ。 組織の締め付けや権力者の恫喝は、(表面的には)多くの人間の言動に制約を与える。 が、個々の「魂」は絶対に動かせない!! そこが「選挙」というゲームの難しさであり、逆に言うと醍醐味でもある。

 

 「個人的には山本一太を応援したいんだけど、組織のことを考えると...」 本音のメッセージは、しっかり心に届きました。 投票用紙を前にした時、ぜひ、「心のままに」行動してください!

 

追伸:

1.山本一太選対の「コンプライアンス斑」が間もなく立ち上がる。 2人の有力な「法曹関係者」にチームを組んでもらう方向で調整が進んでいる。 もう1人、「別の分野」の専門家も必要だ、な。 「コンプライアンス」の部署を置く理由は2つ。 「選挙違反」(及び選挙違反を誘発する謀略)を未然に防ぐことと、選挙の妨害工作に対応するためだ。 6月からは、間違いなく(アンチ山本勢力プラス県外の政治家による)「ネガティブ・キャンペーン」が始まる。 東京での「情報収集&情報発信」と組み合わせながら、必要な対抗措置を取っていくことになるだろう。




2.地元の秘書が言った。 「6月下旬からの『遊説+街頭キャラバン』の日程も固まりました。ハコへの応援要請もどんどん入って来てるし、スケジュールはかなりいい感じだと思います。あとは、一太さんの身体が持つかどうかですね。選挙戦(ペナントレース)が始まったら、1日の休みもありません。その前の段階(オープン戦)であまり突っ走ってしまうと、本番前に燃え尽きちゃうかもしれませんからね!」




 「地獄のロード」を走破するためには、うまく休息を入れることも必要だ。 が、身体をいたわってなんかいられない! 初めて選挙に挑戦する「チャレンジャー」の精神で戦う選挙なのだから!!




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