5月23日:パート4




 午前零時30分。 東京の部屋でキーボードを動かしている。 午後10時30分から都内某所で秘密の「作戦会議」をやった。 選挙前は「あらゆる事態」を想定して、手を打っておく必要がある。

 

 英語で「NUISANCE VALUE」(嫌がらせ効果)という言葉がある。 「あの人を怒らせると、うるさいから」とか、「気を遣っておかないと、あちこちで悪口を言われる(妨害される)から」という認識を回りの人間に植え付けることで、自分の存在感を高めるという手法のことだ。 

 

 政治の世界には、この手のタイプの人間が以外と多い。 特に「政治」に気を遣わねばならない官僚に対しては、この戦略は「効果てきめん」だ。 皆さん、この分野で「名を馳せた利権政治家」の顔はすぐに思い浮かぶでしょう?!(笑) どの世界にもいるこの種の人間は、権力を失った瞬間から誰にも相手にされなくなる。 回りにいる人のほとんどが、「あの人のことは嫌いだけど、機嫌を損ねると面倒だから」という理由で、「仕方なくつき合っている」からだ。

 

 選挙が近くなると、必ずと言っていいほど、このタイプの人間の声が大きくなる。 あちこちで悪口を言ったり、足を引っ張ったりすれば、候補者本人が(困り果てて)自分にすり寄って来るとでも思っているらしい。 ハッキリ言っておくが、最初から「捨て身の政治家」には、そんなトリックは通用しない。 「どうぞ邪魔をしないでください!」なんて間違っても言わない。 自分がやることはただひとつ。 選挙が終わった後で、きっちり「逆襲」する。 これだけだ!!




 

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