5月16日




参院選挙と知事選挙:その2




 午後3時25分。 議員会館事務所で「オリゴ糖入り」の紅茶を飲んでいる。 先ほど、笹川たかし自民党群馬県連会長と電話で話をした。 「あ、山本君。7月の知事選挙と参院選挙をどう位置づけたらいいかを考えなければならない。君にも君の考え方があると思うので、一度、ゆっくり話をしよう!」ということだった。 「分かりました。秘書同士でスケジュール調整をさせて、今週中にも会長の事務所にうかがいます!」と返事をした。

 

 笹川たかし県連会長は、かなりチャーミングな人物だ。 懐が深いし、あくせくしたところがない。 目下の人間の話にも真摯に耳を傾けてくれる。 それに(うまい言い方が見つからないが)淡々としていて、潔い(男らしい)部分がある。(*なぜそう思うのかは、生涯、言わない!(笑)) ぜひお目にかかって、「2つの選挙」に対する自分の「率直な気持ち」をお伝えしたいと思う。 

 

 笹川会長は、「群馬県の参院地方区も、油断は出来ないと思ってるんだ」とも言っていた。 「ハイ、私もそう思って、必死にやっています!」と答えた。 「直滑降」に何度も書いているように、自分は一度として今回の参院選挙を「楽観視」したことはない。 選挙で生き残れる確率は(冗談抜きで)50%だと考えている。 そうでなければ、大型連休をフルに使って、あんな過酷な「遊説キャラバン」なんてやるはずがない。 

 

 世の中に確かなことなど何一つない。 ましてや選挙には魔物が棲んでいる。 結果がどうなるか分からないのだから、1%の後悔も残さないようにやらねばならない。 参院選挙の候補者として「1票でも多くの支持」を集めるための戦略を考え、実行する。 選挙の「候補者」にはそれぞれタイプがあり、それぞれにあった戦術というものがある。 山本一太という候補者にとって「1%でも当選確率を高める方法」は、オールキャストの選対を立ち上げることでもなければ、物量作戦でポスターやパンフレットを配りまくることでもない。 ひとつでも多くの組織や団体の推薦を取り付けることでもない。 体力と声力を限界まで駆使して、有権者1人1人(独立自尊の一票)に呼びかけることだ。 

 

 あ、もうすぐ午後4時。 党本部で「外交ツールの強化に関するワーキングチーム」がある。 続きは次回のブログで。 

 

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