4月5日:パート2




 午後9時。高崎駅から東京行きの新幹線に飛び乗った。 まだ「演説の興奮」が抜け切らない。 キーボードを動かしながら、ゆっくりと「戦闘モード」を解除していこう。

 

 今朝は読めなかった地元紙をパラパラとめくっていたら、「新潮流:政治は今ーハトの命脈」という囲み記事(共同通信の配信?)があった。 若手の後藤田正純衆院議員と山内康一衆院議員の政治姿勢に「新感覚のネオ・ハト」の胎動が見られるという内容だった。 ふうん。 面白いなあ、これ!

 

 山内康一衆院議員は神奈川県出身。 河野太郎県連会長が公募で発見した逸材で、自分にとっては、JICA(国際協力機構)の後輩にもあたる。 昨年の「郵政改革選挙」で当選した83人のルーキー(いわゆる「小泉チルドレン」)の一角を占める。 まだ全国的な知名度はないが、山本一太が注目する「若手有望株」の1人だ。 ルックスもいいし、政策にも熱心に取り組んでいる。 年次は違うが、後藤田正純氏、西村康稔氏、柴山昌彦氏なんかと並んで「ブレイクの可能性」を感じさせる次世代政治家だ。 

 

 この山内代議士、「直滑降ブログ」の愛読者で、時々、メールが送られてきたりする。 当選を重ねていけば、遅かれ早かれ、必ず「頭角を現す」だろう。 問題は「選挙」を勝ち抜いていけるかだ、な。 民主党のライバルは「ただ者」ではない。 山内さん、参院選挙でオレが生き残ったら、(約束どおり)応援に行くから、ね!!

 

 さて、今晩行われたある決起大会で、来賓として横に座っていた中曽根弘文参院議員より先に挨拶の指名を受けるというハプニングがあった。 次の集会の時間がギリギリだったので、主催者側が配慮してくれたに違いない。 が、最初に「イメージと違う言葉」(「本来なら中曽根先生が先に演説をされるべきですが...」)を挿入しなければならなくなったために、演説のテンポが狂った。 応援アピールのボルテージが、うまく上がらなかった。 ううむ。 政治家として、まだまだ修行が足りないなあ!(笑)

 

追伸:(ここからは東京の部屋で書いている。)

1.「言葉」というのは恐ろしい。 たとえ数分間のスピーチであっても、その「言葉」を発する人間の「中身」が露呈する。 ましてや「言葉」を最大の武器とする政治家の「演説」には、その議員の感性や人間性を判断するための「情報」が凝縮されている。 だから自分は、常に他の政治家のスピーチに真剣に耳を傾けるようにしている。(*政治とは「人間観察」のビジネスなのです!) どんな言葉で、何を語るかによって、その政治家の知性、知識、教養の度合いはもとより、人生哲学や性格、言葉のセンス、進化の速度までハッキリ分かるからだ。

 

 本当はこの「ブログ」を書くのは恥ずかしい。 自分の知識の浅薄さとか、教養の欠如とか、ボギャブラの不足とか...そうした弱点を「読者」にすべて知られてしまう。 が、逆に言うと、「直滑降」には「等身大の山本一太」を知ってもらうための情報が満載されているということだ。

 

2.明日も早朝の列車で選挙区に入る。 選挙事務所の激励訪問を挟んで、5つの「総決起大会」に出席する予定だ。 「決起大会」の演説は通常2、3分。 主催者側から「少し長く」と言われても5分が限度だ。 「何をどう言ったら、集まった支持者の気持ちを鼓舞し、候補者の当選に少しでも貢献出来るか?」 そのことを考えながら、演説を繰り返していく。 え? 「同じ演説」なんて、あるわけないじゃないですか!! 




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