3月10日:パート3




 夜の2つの会合(異業種勉強会と某候補者を応援する集まり)をこなした後、高崎駅から東京行きの新幹線をキャッチした。妻が(ちょっとしたことで)元気をなくしている。今晩は久々に夕食を作ってあげようと思っている。思ってはいるが、ええと、何が出来たかなあ。 ご飯とみそ汁と食後の果物は問題ないとしても...ふむ。ハムエッグとキャベツとサラダ(プラス納豆と豆腐?)みたいな組み合わせじゃあ、ダメでしょうか?(笑) 魚はうまく焼く自信がないし...。まあ、いいか。要は気持の問題だ。(と、自分を納得させたりして!)

 

 さて、昨日の予算委員会での野党席からのヤジの話。野党議員の中には、本会議でも委員会でもエキセントリックなほど興奮してヤジを飛ばすタイプの政治家がいる。「これでも国会議員か」と耳を疑いたくなるような下品な言葉使いをする議員もいる。が、たとえ「聞くに堪えない」暴言であっても、ヤジが質問の内容にかかわるもの(「そんな答弁はおかしいじゃないか!」とか、「政府は言っていることとやっていることが違うぞ!」とか)なら、大して気にもならない。言葉は辛辣で感情的でも、政治に対する使命感や真剣さから思わず激高する政治家の言葉には「人間臭さ」みたいなものを感じたりする。「政治はもともと権力闘争だし、激しい議論の中でのヤジの応酬は(ルールさえ逸脱しなければ)審議の舞台をドラマチックに演出する効果もある。

 

 が、中には質問者に対する「嫌がらせ」としか思えないような「陰湿なヤジ」というのがあって、自分はこの手のヤジを聞く度に(人間が出来ていないだけに)胸がむかむかする。ましてや、自分が質問をしている最中にこの種の雑音が聴こえてくると、そりゃあもう、実に不愉快な気分になる。そう、昨日の40分間の質疑の最中に、予算委員会の野党席からこの種の「嫌がらせ発言」をチマチマと続けていた数名の議員がいた。

 

 麻生外務大臣が山本質問に対して「小馬鹿にしたような反応をする」度に、「いいぞ、ざまあみろ!」みたいな声が飛ぶ。首相や外相に質問をしている最中に、いちいち「そんな質問には答えられないっていってんじゃないか」などと声をあげる。目的は質問者のイメージを悪くすること。(質疑の内容とは全く関係がない嫌がらせ発言だ。)たとえば、安倍首相が「米国議会でのロビー活動を強化するべきではないか」という自分の質問に対して、とても真摯に答弁をしてくれた。「たしかにどこを押せば影響を与えられるかということは研究の余地がある。たとえば、山本さんを動かそうと思って党の偉い人からプレッシャーを与えると逆効果になるみたいなこともあります。(笑)それより、地元の人から頼むほうが効果が高いという場合もありますから...」とユーモアたっぷりの回答だった。野党席の某議員からは、「なんだ。総理からもちくちくと言われてるじゃねえか!」みたいな声が聞こえてきた。(*バッカヤロー、これは最大限の賛辞なんだよ!(笑))こんなのがずっと続いたのだ。ね、本当にいやらしいでしょう?!

 

 質問を終え、所定の席に戻った。さっそく国会便覧と政界要覧を借り、「意地悪ヤジ議員たち」のプロフィールをチェックした。顔を見たことはあっても、名前をよく知らなかったからだ。こんな「ねちねちとした嫌がらせ」の言葉を繰り返す政治家って、絶対に「性格」が悪い。地元の有権者の方々に聞かせてやりたいくらいだ。録音しておけばよかったなあ!(笑)

 

 とまあ、いろいろ書いたけど、思う存分しゃべったし、安倍総理にも初めて質問をぶつけることが出来た。委員会終了後に総理から「いい質問、ありがとう!」という言葉ももらった。全体としては「とても幸せな」40分間だった。参院自民党執行部の皆さん、予算委員会理事の皆さん、そして国対幹部の皆さん、ご配慮、感謝します!!

 

 あ、もうすぐ東京のアナウンス。続きは次回のレポートで。

 




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