2月25日




 午前9時30分。東京から地元に向かう新幹線車中からの国政レポート。今朝の「報道2001」では、ジャーナリストの櫻井よしこ氏、民主党前代表の前原誠司氏、自民党の稲田朋美氏と一緒だった。議論のコーナーが始まる前に、衛星中継でマイケル・ホンダ下院議員と黒岩キャスターとのやり取りがあった。ホンダ議員の議論はかなり浅薄。この時期に「慰安婦問題」の対日批判決議を成立させようという意図がよく分からない。やはり、韓国系、中国系の住民が多いカリフォルニアの選挙区事情が背景にあるようだ。

 

 控え室(応接室)でメーキャップを落とし、出席者や番組関係者と15分ほど談笑した。前原誠司氏と久々に話せたのが嬉しかった。稲田さんて(考え方は必ずしも一致しないが)しっかりした人だなあ。もうちょっと早く知っていれば、「対北朝鮮経済制裁シミュレーションチーム」に加わってもらったのに。櫻井よしこさんは(論客としての存在感は言うまでもないが)、素敵なコートを着ていた。(*この人、お洒落なんですよね。)

 

 さて、世の中には、政治イコール「利権」又は「利益誘導」だと思い込んでいる人々がいる。こうした人々にとって、自分たちの「既得権益」の維持に役立つ議員は素晴らしい政治家、利益にならない議員はダメな政治家ということになる。最もタチが悪いのは、政治を私物化して(口では公共のため、地域のためなどと言いながら)自らの個人的な利益を計ろうとする輩だ。地元の担当秘書の立場を考えて、参院選挙が終わるまでは我慢する。が、選挙で生き残ることが出来たら、必ずこの「不透明な関係」を明らかにしてみせる。昨晩、改めて心に誓った。「い・ま・に・見・て・ろ・よ!」

 

 群馬県地方区の参院選挙候補者の擁立をめぐって、様々な怪情報や憶測が乱れとんでいる。明日(月曜日)の事務所会議で、改めて地元スタッフに活を入れたいと思う。「参院選挙まであと5ヶ月もある。『まだ見ぬ強豪』が擁立される可能性は消えていない。ちょっとでも気を緩めたら、この戦いには勝てない!」と。

 

 この12年間、地元で様々な選挙に関わってきた。保守王国と呼ばれる群馬県でも、有権者の意識は着実に変わりつつある。参院選挙の「まだ見ぬライバル」がいかに大きな組織にバックアップを受けていたとしても、自分は恐怖を感じないだろう。相手陣営が、大勢の参加者を動員して(たとえば1000人規模の)「決起大会」をやったとしても、焦ったりしない。ましてや、中央から大物政治家(国民から見るといかにも『守旧派』というイメージのベテラン議員)を呼び、一緒に街頭演説のステージに立つなどという「自滅的なパフォーマンス」(*無党派層対策としては最悪)にも動揺しない。

 

 自分が最も警戒し、コワいと思うのは、ライバル候補の個人的「魅力」や「ミッセージ力」だ。と、ここまで書いたところで高崎。続きは次回のレポートで。

 

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