2月15日




 午後4時。ラジオ番組の収録を終え、議員会館事務所に戻ってきた。今日はこれから午後5時の新幹線で選挙区に入る。前橋の若手経営者グループと会食をするためだ。夜遅く東京に戻ってきた後は、都内でミーティングがひとつ。お茶を飲みながら(主に北朝鮮情勢について)情報交換をやる。

 

 最近の党内のいろいろな動きを見ながら、ふと思う。本当の「安倍サポーター」は、安倍総理が自らの考えと100%同じではない「決断」をしたとしても、そのことで気持ちを変えたりしない。ましてや、その「決断」を覆そうなどとは思わない。そんなことをしたら「政権を窮地に陥れる」と分かっているからだ。

 

 最初から「アンチ安倍」を標榜している人々は論外だとしても、安倍政権の応援団を装うグループの中にも、「安倍首相の足を引っ張ってやろう」と考えている「ポスト不満組」がいる。そんな気がしてならない。安倍さんを「捨て身で支えよう」と本気で思っている人間が、なんと少ないことか。結局は、自分の保身しか考えていない政治家が多過ぎる。

 

 7月の選挙で何とか生き残りたいと思う。そして、永田町のインサイダーとして「選挙の後で参院の情勢がどう変わるのか」を見極めたい。さらに、遠からずやってくる次回の衆議院選挙で「誰が生き残り、誰が淘汰されるのか」をこの目でぜひ見てみたい。

 

 日活全盛期の大作映画「戦争と人間」で、新聞記者役の(?)石原裕次郎が、軍部と結びついた政商を演じる芦田紳介にこんなセリフをぶつける場面があった。「戦争を食い物にするあなたが、どんな末路をたどるのか。ボクはそれを見届けてみたい!」 300議席なんて異常事態だ。次回の総選挙では(間違いなく)多くの現職が落選する。私も最後まで見届けたいと思う。「ポスト安倍」という幻想にしがみつき、安倍政権を解散の決断に追い込む政治家たちの末路を。

 

 あ、知り合いのジャーナリストがフラリとやってきた。続きは次回のレポートで。

 

この直滑降レポー
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