1月28日




 午前8時20分。高崎に向かう新幹線車中からのレポート。今日は告別式、叙勲祝賀会、某県議の新年祝賀会、お見舞い等をはさんで、吾妻、沼田地域を回る。

 

 新年祝賀会や賀詞交換会の乾杯が終わった瞬間に、「選挙モード」のギアが上がる。会場のテーブルをひとつひとつ回って挨拶をする。立食なら出席者の中に飛び込んで、出来るだけ多くの人に話しかけ、出来るだけ多くの握手をする。激励されたり、叱られたりしながら、会場全体をスラロームする。いつもの光景を見ていた地元スタッフが言った。「他の人と比べるわけじゃないけど、一太さんて、やっぱり、選挙、好きなんですねえ。」

 

 山本一太という政治家が「有権者にどう評価されているのか」を(選挙を通じて)知りたいという思いは常にある。が、「選挙が好き」なわけではない。(*こんな苦しいことが好きだとしたら、ほとんどマゾだ!(笑))政治家として「どうしてもやりたいこと」がある。そのためには、3回目の苦しい選挙を何としても勝ち抜かなければならない。必死だから自然と身体が動く。1人でも多くの有権者に自分の言葉を伝えたいと思えば、そうなるのが当然だ。立派な挨拶をするだけで、候補者のメッセージや人間性は伝わらない。テーブルでふんぞりかえっているだけでは、人間の心を動かせない。熱意と努力がなければ「独立自尊の一票」を惹きつけられるはずがないではないか。

 

 7月の参院選挙で、自民党は(予想以上に)苦戦する。「そのまんま現象」を侮ってはいけない。群馬県も含め、党本部が安全圏と計算している「1人区」に波乱が起こる可能性がある。「複数区」に安住している緊張感のない現職が「真っ青になる」ケースだって出てくるだろう。参院選挙に「当確」などという言葉はない。過去の例を見れば明らかだ。選挙情勢は1週間で変わる。

 

 あ、もうすぐ高崎の車内アナウンス。続きは次回のレポートで。

 

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