12月24日




 午前8時。地元に向かう列車の車中でパソコンを開いた。ええと、今日は高崎駅ではなく、上毛高原駅で降りる。(*間違えたら大変だ。)終日、沼田市とみなかみ町を中心に年末の挨拶回りをやる予定だ。

 

 気のせいだろうか。党本部が来年の参院選挙を「甘く見ている」感じがしてならない。(*まあ、中川幹事長がいるから大丈夫だとは思うが...)党本部は参院地方区、特に焦点の「1人区」については、「かなり頻繁に」世論調査をかけているという噂がある。生の数字を見たことがないので真偽のほどは分からない。党の世論調査が「実態を反映していない」などと言うつもりはないが、出てきた数字をそのまま鵜呑みにするのは危険だ。まず、第一に、「福島県の知事選挙」と「復党問題に対する反応」では、少なからず世の中のムードを「読み違えた」部分がある。

 

 第二に、現時点での自民党公認候補の支持率など、何の参考にもならないと考えるべきだ。自民党に逆風が吹くのは、恐らく参院選挙の数ヶ月前(数週間前?)だろう。自分が選挙区を歩きながら感じ取っているのは「現時点での空気」ではない。これから巻き起こる「風の匂い」(逆風の兆候)をキャッチして、警告を発しているのだ。党の調査が各選挙区でどんな数字をはじき出しているのかは知らないが、もし「群馬地方区」を「当選の固い議席であるかのように」(そんなはずはないが)計算しているとしたら、即刻、「安全圏のジャンル」から外してもらわねばならない。

 

 「比例区」の選挙分析についても、同じことが言える。先日、ある議員が、「前回の小泉ブームの選挙が20議席。ここまではいかないとしても、これまでの実績を考えると16か、うまくいけば17程度は獲得出来るかもしれない!」などと話していた。分かってないなあ。5年前の選挙が「特殊な選挙」だったことに異論を唱える人はいない。が、この「うまくいけば17」などという見方は、「比例区における自民党の票」が一貫して長期低落傾向にあること。さらには「国民のムード」が、比例区の投票行動に「より反映される状態」になっていることを考慮に入れていない。

 

 もうひとつ気がかりなのは、「複数区」における自民党現職候補の「油断」だ。あ、もうすぐ高崎駅。この続きは次回のレポートで。(*って、降りるのは上毛高原だった。)

 

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