12月18日:パート3




 昨日のレポート(だったかな)で、万一、党本部から「山本一太は来年の参院選挙で勝つ見込みがない」という具体的かつ説得力のある理由が示された時は、率先して「候補者差し替え」に応ずるつもりだと書いた。念の為に言っておくが、自分が自民党の公認を外されるとしたら、党執行部から「当選する可能性がない」と判断されるケース以外には考えられない。政治家になって以来、この11年間、ただの一度として「反党行為」なるものに手を染めたことはない。橋本内閣でも、小渕内閣でも、政局や政策で真面目に汗をかいてきた。支持率が6%しかなかった森内閣では「勝手補佐官」を名乗って森総理を応援し、(メディアでも地元後援会でも)「集中砲火」を浴びた。小泉政権時代には、郵政民営化はもちろん、内外の問題について「損得抜き」で小泉首相の政策を支持してきた。発足3ヶ月目の安倍内閣でも「捨て身で」安倍総理の改革実現を(微力ながら)支えようと心に決めている。

 

 自民党が窮地に立たされた時も、世論の攻撃に晒された時も、(別に党を変わることが悪いことだとは思わないが)「自民党の国会議員」として批判に堪え、逃げずに発言し行動してきた。まっすぐに「政党政治の筋」を貫いてきた。これだけ一貫して歴代の自民党総裁を応援し、党改革のために努力し、党のイメージに貢献してきたのだ。この点について誰からも後ろ指を指されることはないし、ましてや(「敗北必至」という以外のいかなる理由でも)山本一太の公認を奪い取る資格のある人間など、永田町に存在するはずがない。(*そんなことをするヤツが出てきたら、生涯、許さない!!)

 

 以前にも言った憶えあるが、自分のような人間に対して、すごんだり、恫喝するような言葉を使っても効果がない。(というより「逆効果」だ。)「演出」ならともかく、選挙を前に「本気で脅迫する」ような輩が現れた場合には、そのことを世間に知らしめた上で「公然と」反撃する。約10年、ダテに政治家として「フライパンの上に乗ってきた」わけではない。 そう、人間には、誰でも「長いもの」には巻かれようという心がある。が、表面的には権力や権威に頭を下げることがあっても、「魂」だけは決して変えられない!!そういうものだ。もう一度、言っておく。有権者は「個々の候補者を見て」一票を投じる。

 

追伸:参院選挙まであと7ヶ月。苦しいのはこれからだ。体力的に厳しい「死のロード」であることに加え、選挙活動を本格化させればさせるほど、これまでの自分の政治行動に対する様々な反発に遭遇するだろう。「アンチ山本勢力」(=守旧派・利権グループ)から、5年前と同様の(あるいはそれ以上の)「妨害」や「嫌がらせ」が始まるに違いない。(*水面下ではすでに動き始めている。)ある意味、今度の参院選挙は、政治家・山本一太にとっての「初めての選挙」と言えるかもしれない。来年の選挙は、結局のところ「既得権益」との戦いだ。チマチマと意地悪をされればされるほど、追いつめられればられるほど、「闘争心」がメラメラと湧き上がってくる。




 この世の中に、(特に政治の世界に)「確実なこと」などひとつもない。逆風の中の「のるかそるか」の戦になるだろう。結果はどうあれ、後悔しないように、自分の信じたとおりの「選挙戦略」でぶつかってみたい。(*それで駄目だったら、本望だ。) スクラムを組んで一緒に選挙に臨む「チーム山本」のメンバーたちには(時として)「こんなやり方で本当に勝てるのだろうか?」とか、「これまでの常識と違うけど大丈夫か?」などと迷ったり、焦ったりする気持ちが頭をもたげるかもしれない。が、自分は自分なりの戦略や計算があって、この5年間の政治活動を積み上げてきた。山本一太の最大の財産である「チーム山本」のスタッフ(東京と地元の秘書たち)には、真っすぐにしか進めない「ボス」のことを信じて、最後までついてきてもらいたいと思う。「これでうまくいかなかったら仕方がない。他の方法はない!」と、それぞれの胸に言い聞かせて。

 

 「確かなもの」はなくても、世の中はうまく出来ている。山本一太の行動に反発したり、過激な言動(?)を批判したりする人々がいる代わりに、(逆に)「そのスタイルがいいから応援する」という方々もいるし、「文句はあるけど票は入れる」などと言ってくれる有権者もいる。こんな欠点だらけの政治家でも「次も応援するよ!」と激励してくれる「本当の支持者」を再発見するプロセスだ。「ブログやメディアの発言を見たり読んだりしてファン(不安?)になりました!」と声をかけてくれる「新たなサポーター」も出現しつつある。「もう、一太さんのせいで選挙区では散々怒られ、苦労してますよ!」などと嘆きながらも敵前逃亡せずに頑張ってくれた「山本秘書チーム」も健在だ。なにもネガティブな要素ばかりではない。

 

 群馬県知事選挙は、現職と新人が激突する「関ヶ原の合戦」だ。ダブル選挙になる可能性の高い参議院選挙は、知事選挙の陰に隠れてあまり目立たないかもしれない。コインには常に「表と裏」があるように物事には常にプラスとマイナスがある。あ、もうこんな時間(午前零時)ですか。続きは次回のレポートで。え?ブログのメンテナンスのために、明日の朝までこのレポートを掲載出来ないって??(*ちぇっ!)

 

 明日は国会閉会手続きのための参院本会議がある。午後2時からは延期されていた「対北朝鮮経済制裁シミュレーションチーム」の会議も。夕方から地元に入って企業回りをやり、夜はYSチームの会合へという流れだ。




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