12月1日:パート2




 午後8時30分。熊谷駅から東京に向かう列車の中でパソコンを起動させた。駅の売店で買った「ホットレモン」を飲みながら、キーボードを叩いている。午後6時30分から館林市内で行われた新しい市議会議長の就任祝賀会に出席。来賓として祝辞を述べた。乾杯後は30分でサッと会場のテーブルを回り、出席者全員と言葉を交わし、握手をした。もちろん、「来年は選挙なのでヨロシク!」というセリフを付け加えて。(笑)

 

 来年の参議院選挙は(最終的には)「当落ギリギリの」厳しい戦いになるだろう。群馬地方区の候補者が出揃っていないこの段階でも、「直感点に」そのことを感じる。同僚議員の多くは、参院の1人区で「逆風」が吹いた時の恐ろしさを十分に分かっていない。「安倍支持」で突き抜けたことに対する反発だって残っている。(*お叱りを受けて当然だ。)が、野党からどんな候補者が立候補しようと「それなりの戦い」は出来る。きっとドッグファイトに持ち込める。今日、改めてそう思った。

 

 「チーム山本」(東京&地元スタッフ)の熱意、自ら選挙区を回って得た感触、変わりつつある有権者の意識、「それでも山本一太を応援する」と言ってくれる支持者の存在...。様々な要素を総合すると(自分がずっと思い描いてきた)「新しいタイプの選挙」はけっして不可能ではない。もちろん、「新しい戦略」で「必ず勝てる」などという甘い考えは持っていない。

 

 先日、ある週刊誌の記者から電話がかかってきた。「山本さんの地元後援会組織の立ち上げが、これまでより手間取っているという噂もあるようなんですが、そこのところはどうですか?」と聞かれて、こう答えた。「いや、選挙は結果がすべてですから、プロセスを解説しても意味がない。え?地元の反発??なんといっても、このスタイルですからねえ。(笑)反発や妨害なんて、選挙の度にありますよ。ごちゃごちゃ言っても仕方がない。誰が出ても、強敵ですよ。とにかく、すべては『参院選挙の得票』が証明することですから!」

 

 次回の選挙では、これまでのような「立派な選対組織」を作るつもりはない。選挙資金集めの「パーティー」もやらないと決めた。大きな会場を使った大集会(いわゆるハコもの)も考えていない。だから、以前の選挙準備とは「初動から違う」のが当たり前だ。

 

 ただし、アゲインストの風の中で戦う選挙だ。「先代からの大切な支持者の方々」プラス「新しい世代のサポーターたち」が作り出してくれる「グループ票」(組織票とは呼ばない)で相手候補を上回り、いわゆる無党派層でもライバルを凌駕し、インターネットでも斬新なパフォーマンスでも敵陣営の一歩先を行く。あらゆる分野、すべての戦線で「野党候補」を圧倒する。これが出来ないかぎり、山本一太の勝利はない!!

 

追伸:総裁選挙の数ヶ月前から中断していた高崎駅前の「街頭演説」を間もなく再開する。自民党総裁選挙の全国キャラバンで名を馳せた「真っ赤な一太号バージョン2」は「最後のチューンアップ」を大行っている。通算、5年間。毎週月曜日の朝、高崎駅前の「街頭アピール」を続けてきた。雪の日も、雨の日も、だ。山本一太の「街頭キャンペーン」は「付け焼き刃」ではない。

 

この直滑降レポー
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