11月29日




 午前9時。党本部の近くのコーヒーショップでベーグルと紅茶の朝食をすませた。「朝ズバッ!」のスタジオを出たのは午前8時30分。中途半端な時間なので朝の部会はパス。ここでレポートを書き、メールチェックをしてから、午前9時45分の参院自民党・議員総会に向かう。午前10時からの参院本会議は所要1時間と聞いた。

 

 「復党問題」については、ほとんどコメントらしいコメントは出来なかった。「とにかく安倍総理が決断を下した。総理から国民に丁寧に説明してもらいたいと思う。安倍総理にはこれからいい仕事を一杯やってもらいたい。皆で、頑張るしかない!」これが精一杯だった。「落選組も参院転出で復党」という見出しの記事を見ながら、思わずにはいられなかった。「総理の決定からまだ2日(復党希望組の記者会見から1日)しか経っていない。まるですべてが規定路線だったかのような流れだ。これって、国民の感情を逆なでしないだろうか?」

 

 最近、つくづく思う。自分の感覚はおかしいだろうか、と。「この『復党』は国民世論から大きな反発を招き、安倍内閣の求心力を奪いかねない」と危惧することは、ピントが外れているだろうか。「融通無碍」の古い自民党のイメージが、参院選挙には大きなマイナスになる」という見方は間違っているだろうか。青木参院自民党議員会長が、実際には「来年の参院選挙(特に1人区)を勝ち抜くためという理由で、安倍総理に復党容認を迫った」にもかかわらず、「復党は選挙のためではなく、情だ!」と発言を180度変えたことに「国民があきれている」と感じるのは、気のせいだろうか。

 

 安倍総理が「支持率の低下」を覚悟の上で、郵政反対組のメンバーを受け入れるという決断をした。この復党を契機に、国民の多くが「自民党は古い体質に戻るのではないか?」という疑念を抱いている。安倍首相は「新しい感覚」を持った政治リーダーだ。「古い自民党には決して戻さない」という言葉を証明するために、どんどん自民党の「新しい面」を全面に押し出してもらいたい。安倍総理、「総理大臣」になれるのは「選ばれた人」だけです。何があっても後悔しないように、存分に辣腕を振るい、遠慮なく(信念のままに)突き抜けてください! あ、そろそろ議員総会の時間だ。

 

この直滑降レポー
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