10月22日:パート2




 午後4時過ぎ。前橋市内のファミレスで時間調整。熱い紅茶(アッサムティー)をすすりながら、「直滑降」ブログの新規作成画面を呼び出した。

 

 昼。伊勢崎市で開催された小・中学生(?)による「武道選手権チャリティー大会」で、アクションスターの倉田保昭氏に会った。そこはミーハーの私。「最新作の『マスター・オブ・サンダー』でしたっけ? 千葉真一さんと競演されてますよね。ぜひ、拝見したいと思っています!」と話しかけた。「ありがとうございます。山本さん、日本では、若手でなかなか本当のアクションスター(空手が使える俳優)が出て来ない。戦闘シーンはほとんどが代役なんです。香港なんかだと、やれジャッキーチェンに続け、ジェット・リーを目指せという若者が大勢いるのに。だから、世界に通用するアクションがなかなか作れないんですよ!」と話していた。

 

 そういえば、日本映画「あずみ」を製作したブロダクションのスタッフとお茶を飲んだことがある。映画の感想を聞かれて、「そうですね。上戸彩の表情もいいし、アクションシーンも迫力がある。オダギリ・ジョーの演技は出色だった。唯一気になるのは、上戸彩自身に本格的な殺陣やアクションをこなす力がないことですかねえ」と答えたのを憶えている。中国の女優、チャン・ツィーがカッコいいのは、彼女が実際にカンフーをマスターしている(すぐれた身体能力を持っている)からだ。

 

 午後2時30分。伊香保で行われた自民党県連青年部・青年局合同秋季研修会で挨拶。「自民党はけっして慢心してはいけない。古い自民党に戻ってはいけない。そう思いませんか?!」と訴えた。高校時代の同級生が、いつの間にか青年部の副部長になっていた。「いや、山本の顔見たらさ、マイクでしゃべってる最中にあがっちゃったよ!(笑)」と話していた。

 

 連日、群馬県を飛び回っている。草津の大自然で育ったせいか、(どんなに疲れていても)故郷の緑と澄んだ空気の中を走っていると、体内のエネルギーが再生される。ここ(群馬)で生まれて、ここで育った。小学校の同級生も、中学校のクラスメートも、高校の先輩もいる。地縁や血縁の「情治政治」からは脱却すべきだと思いつつも、何代も続いてきた「上州人のDNA」を身体の中に感じないわけにはいかない。ああ、こんな故郷(群馬県)があって、しかもここが選挙区なんて、幸せなことだ。

 

 午前中、車の中でチラッとテレビの討論番組を見た。舛添要一参院議員が出演していた。テロップに「参院政策審議会長」というタイトルが映るのを見て、思った。「舛添さんがこのポストにつくまで、参院政審会長なんて誰も知らなかった。(ま、今も知らないと思うけど(笑))「適材適所の人事」をやれば、政策の参議院をここまでアピール出来る。合い言葉は、『舛添チャングム』『武見チャングム』『世耕チャングム』に続け、だ。(笑)」(*山本一太スタイルのチャングムは「無能にして無謀」だから真似しちゃダメだ!(笑・笑))

 

 さて、もう一杯、熱い紅茶をおかわりして、と。まだ少し時間がある。「時局講演」の内容(普通はほとんど準備しないけど)でも考えよう。続きは次回のレポートで。

 

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