10月19日:パート4




 午後7時。高崎から東京へ向かう新幹線の中で、本日4本目の「直滑降」にとりかかった。ふむ。メインディッシュになるほど長いメッセージは発信出来そうもない。が、書ける時に少しでも書いておこう。

 

 本日昼の派閥総会(森派総会)で、森喜朗会長が正式に派閥会長を辞任すると発表した。同時に、後任の会長として町村信孝元外務大臣が指名され、出席者の拍手をもって了承された。ということは、清和政策研究会は、明日から「町村派」と呼ばれることになる。ふむ? 慣れるまで少し時間がかかりそうだ、な。 いずれにせよ、派閥の機能は明らかに変わってきている。中川幹事長が以前、某新聞のインタビューでこんな意味のことを話していた。「派閥というものは、『垂直的な体育会系の組織』」から『より水平的な同好会的集団』になりつつある」と。今後、この傾向が益々顕著になっていくだろう。

 

 午前中、議員会館事務所を訪ねてきた米国国務省の情報官との意見交換は、なかなか面白かった。安倍総理の訪中によって「新たな日中関係」の第一歩が踏み出されたことは間違いない。が、安倍首相の外交手腕(戦略派としての外交センス)が問われるのは、まさにこれからだ。ここからギリギリの高度な外交ゲームが始まる。安倍総理なら、必ず日中の「戦略的互恵関係」を構築出来ると確信している。

 

 あ、もうすぐ大宮駅。次回のレポートに続く。

 

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