10月11日:パート2




 午後11時50分。東京の部屋でパソコンと格闘している。今晩はまともな夕食がとれなかった。(移動中の車の中でコンビニで買った手巻き寿司をお腹に放り込んだけだ。)このレポートを書き終わったら、改めて軽いディナーをとる。エネルギーを補給しないと、とても生きられない。

 

 桐生市商工会議所青年部の25周年式典(懇親会)に40分遅れで飛び込んだ。パーティー会場は熱気に包まれていた。テーブルを回りながら、大勢の方々と名刺交換をした。実は来週、桐生における山本一太の新たな支援グループ「桐生・みどり市一太会」(?)が立ち上がることになっている。この会の主要メンバー(予定者)の多くが、懇親会に顔を出していた。あちこちで記念写真を撮り、ガッチリ握手を交わした。間もなく、地元バンドの演奏が始まった。商工会議所の宴会担当者(?)がかけよってきてこう言った。「一太さん。生バンドで何か歌ってくれませんか?お願いします!」 ビートルズの歌がパッと頭に浮かんだが、欲望を抑えて(笑)答えた。「いや、歌はご勘弁ください!」(くそっ!)

 

 「燃え尽き症候群」からは脱した。が、依然として、どこか「夢うつつ」のところがある。TV実況中継入りの予算委員会室で野党の追求を淡々と退ける安倍首相は、すっかり「総理の顔」になっていた。数日間で「風格」が出てきたと感じるのは自分だけではないはずだ。(*って、やはり熱烈サポーターのヒイキ目でしょうか?(笑))

 

 「中国の胡錦濤国家主席との会談では...」「日本政府としましては...」安倍首相のそんな言葉を聞きながら、ふと「これは現実なのかな」と思った。(寝不足だったこともあるかもしれない。)この5年間、世代交代のための様々なプロジェクトをしかけてきた。5年前に、安倍官房副長官を応援する「勝手補佐官」の結成を呼びかけた下村さん、高市さん、世耕さんは、それぞれ内閣や官邸の枢要ポストに就いた。国家戦略本部でチームを組んだ塩崎さんは官房長官。井上官房長官秘書官は首相秘書官に昇格した。そして、自分は毎日、選ばれたプレーヤーたちに会いに官邸に(あたり前のように)足を運んでいる。ふむ。あと10年もすると、勝手補佐官の活動も、総裁選挙でレッドカードをもらったことも、安倍長期政権(?)も、きっと「一夜の夢」みたいになっているに違いない。自民党の「古狸の皆さん」もほとんど消え去っているはずだ。でも、安倍内閣だけは「夢」に終わらせてはいけない。あ、いかん、いかん、現実に戻らないと。(笑)

 

 明日も終日、予算委員会。いつものように「テレビにはけっして映らない指定席」で、いつものように質問もせず、安倍総理や閣僚たちの答弁に耳を傾ける。

 

追伸:え?なぜ、毎日、総理官邸に行くのかって?? 小泉内閣の時代だって、ほぼ1週間に1度は官邸で飯島秘書官に会っていた。ポストがあるかないかなんて関係ない。与えられた環境の中で、自らの政治的目的を果たす(安倍政権をサポートする)ために最大限の努力をする。当たり前のことではないか。世の中には、考えすぎたり、深読みしたりする人が多過ぎる。よっぽど暇なんだ、な。(笑)

 

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