10月11日




 午後6時。東京から高崎に向かう列車の中でパソコンを引っ張り出した。本日は終日、予算委員会。午後5時の委員会終了直後に、約10分間の参院本会議。北朝鮮に対する非難決議を採択。そのまま世耕首相補佐官の車に乗り込んだ。総理官邸の補佐官室まで一緒に行くつもりだったが、官邸の近くで降りた。午後5時44分の新幹線に間に合わないと思ったからだ。(*しかも世耕氏はかなりバタバタしている様子だった。)本日の「YS懇談」は、車中の5分ということで。総理官邸の中には入れなかったが、官邸の前まで行ったので、ギリギリOKでしょう!(笑)

 

 今晩7時から、派閥会長の主催による懇親会(役職についたメンバーのお祝いと総裁選挙の慰労会)が予定されている。が、桐生市の商工会議所青年部の会合を優先した。来年の参院選挙に直接の関わりがあるからだ。自分が安倍総理に対して果たせる最大の貢献は、来年の選挙を勝ち抜くことだ。「当選確率」は恐らく50%。想像を絶する「厳しい戦い」になるだろう。が、とにかく全力を尽くさねばならない!!

 

 安倍総理の答弁は更に進化した。野党から浴びせられる様々な問題に対して、8割は「首相本人」が答えていた。拉致問題に関する某週刊誌の記事を引用した民主党の女性議員に対して一瞬気色ばむシーンはあったものの、終始、冷静沈着だった。ううむ。国民(TV中継)が注視する中で、7時間もあの答弁席に座り、受け答えをする。これだけでも大変な忍耐力と精神力が要求される。つくづく思った。「自分にはとても出来ない。総理大臣なんて!」ま、可能性がないので、心配する必要もないか!(笑)

 

 参院本会議や予算委員会で、野党席からヤジが飛ぶ。これは日本の国会の文化だから、いちいち目くじらを立てるつもりもない。そうはいっても、時おり「聞くに堪えない」罵詈雑言や汚い中傷が耳に飛び込んでくる。「ウソばっかり言ってんじゃねえぞ!」「00じゃ、ねえのかよお!」聞いているだけで、胸がむかむかする。正直言って、参院本会議場は、自分にとって「最も不愉快」な空間だ。人間の感情は「悪口」を聞くとネガティブな反応が出るシステムになっている。

 

 政界の先輩議員の中には、暇があれば(わざわざ人を集めて)「他人の悪口」や「特定の個人の中傷」ばかりしている方々がいる。聞かされるほうは、けっしていい気持ちがしないと思う。(*さぞかし辟易としていることだろう。)「こういうタイプの政治家(人間)にだけはなりたくないな。」悪口が伝わってくる度にそう思う。小泉前総理がただの一度でも、他人の悪口を言っているところを見たことがない。普通の人、特に権力闘争に生きている政治家にはなかなか出来ない芸当だ。あ、もうすぐ高崎駅。続きは次回のレポートで。

 

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