10月10日:パート3




 午前零時15分。ヨーグルトを食べながら、再びパソコンの電源を入れた。本日のブログへのアクセスは恐らく8000弱。少しずつ勢いを取り戻しつつある。明日は午前8時から幾つかの部会が重なっている。午前9時からは参議院予算委員会。昼をはさんで午後5時まで全大臣出席(TV入り)の委員会が続く。本当なら予算委員も外して欲しかった。(*ちっとも選挙区に戻れない。)が、外交防衛委員会の理事と同様、これも参院議員としての「義務」だ。ま、いいか。安倍総理の答弁を生で聞けるのは、ちょっと嬉しい。

 

 ふう。本当なら、このまま布団に潜り込みたい。が、ブログを書くこと(発信すること)は「重要な政治活動」だ。気力を振り絞って、今晩もキーボードを叩く。

 

 さて、本日午後2時過ぎ。総理官邸で井上総理秘書官と会った。歴史的な日中、日韓の首脳会談に同行した「側近」から臨場感に溢れた話を聞いた。(*詳しい中身はもちろん書かない。)ひとつだけ井上氏に確かめたかったこと。それは、飛行機のタラップから「手をつないで降りてきた」安倍首相夫妻のツーショットを演出したのは誰かということだ。「いや、あれは誰も振り付けしてません!総理が自然にやったことなんです!」という「予期せぬ答え」がかえってきた。

 

 井上秘書官によれば、総理夫妻は(普段から)「とても仲がいい」らしい。「いつも、恋愛中のカップルみたいな雰囲気があるんですよ。うらやましいですよね。」さらに井上氏がこう突っ込んできた。「ところで、山本先生。奥様と出かける時って、手をつなぎますか?私はちょっとダメなんです。子供とはつなぐんですけどね。(笑)」「え?2人で外に食事に出たり、散歩する時は、だいたいつないでるけど...普通じゃないの?」「いや、それは普通じゃないです。(笑)世耕先生によれば...(ここはカット!!)」

 

 さらにこんな話になった。「ねえ、井上さん。安倍首相は、総理になってから雰囲気が変わったと思わない?テレビに映る表情なんかも、今までと違うよね。」「そうなんですよ。私も官房副長官、幹事長、官房長官と仕えてきたんですけど、総理になってから日々、進化している気がするんです。」「やっぱりね。特に日中首脳会談の時なんて、すごく堂々として見えた。」「ええ。特に私が感銘を受けたのは、歓迎式典で温家宝首相と歩いている姿でした。ちょっと変な言い方ですが、『本当にカッコいいな!』と思いました。世界の安倍になった感じで。毎日、近くにいるのに、一瞬、『雲の上の人』になったみたいな感じがするんです。」「うん。オレも安倍総理は必ず『化ける』と信じてる。これからもしっかり支えてください。世耕首相補佐官とは、毎日、10分でも会うことにしてる。本当は井上さんとも毎日、会いたいんだけど、あんまり迷惑をかけてもいけないから。また、時々、顔を出すから。安倍総理にくれぐれもヨロシク伝えてください!」「分かりました。また、いつでも来てください!!」 最後に(ちょっと考えて)こんなひと言をつけ加えた。「まあ、政治だから、いい時ばかりじゃない。安倍首相がピンチになった時、逆境に立たされた時に、山本一太の出番が来る。そう思ってますから、ね。」

 

 午後4時50分。再び総理官邸へ。首相補佐官室に世耕弘成氏を訪ねた。「世耕さん。本当にご苦労様でした。すごい出張だったよね。」「ええ、一太さん。ものすごい密度でした。」「さっき、井上さんとも話したんだけど、首脳会談の映像の中の安倍総理、カッコよかったよね。若いし、すらっとしてるし、ね。」「ええ。ボクは思うんだけど、これからの総理はルックスもよくないとダメじゃないか。そんな気がします!(笑)」「そうかもしれない。小泉さんもカッコよかったしなあ。」

 

 世耕補佐官は、総理より1日早く中国に入った。あまり知られていないが、広報担当補佐官として「とてもいい仕事」をした。北京で(事前に)約50名の外国プレス関係者と懇談を持ち、安倍総理の政策や人柄について事前に説明したのだ。さらには中国人の記者団とも、2時間以上にわたって(夕食を食べながら)安倍総理に関する「誤解」を解くために、熱弁をふるったらしい。このブリーフィングは、外国プレスや中国のマスコミの論調に(間違いなく)影響を与えている。今までは、こういうことの出来る人材がいなかった。なるほど、安倍首相が世耕氏を広報担当として側に置きたいと思った気持ちがよく分かる。世耕さん、エクセレント・ジョブでした!!

 

 安倍総理が「新しい歴史を作っていく」プロセスを目撃し、かつ間近で支える「選ばれたプレーヤーたち」がいる。こうした人々とこんなに頻繁に会い、本音で語り合い、そして応援出来る。これは、政治家として「とても幸せなこと」だ。明日も、明後日も、明々後日も、総理官邸に行く。井上氏や世耕氏が5分でも「リラックス出来る瞬間」を作れればいい。そしてひと言でも、外からみた感想や意見を伝えられたら、毎日官邸に足を運ぶ意味がある。そう思っている。

 

 あ、気がつくと午前1時。続きは次回のレポートで。

 

追伸:毎日、官邸に顔を出しているからといって、安倍総理を煩わせるつもりは毛頭ない。総理官邸にいる仲間を激励に行くだけだ。誰からも文句をつけられる筋合いはない。

 

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