10月1日:パート2




 午後5時10分。高崎から東京へ向かう新幹線の車中でパソコンに向かっている。高崎市が今回の合併で33万の人口を抱える県内最大の都市になった。午後はその「新生高崎市」の2つのイベントに参加した。ひとつは箕郷町の「きつねの嫁入り」イベント。公募で選ばれた若いカップルの「キツネ・メーキャップ」が恐ろしいほど「はまって」いた。(笑)

 

 午後3時からは群馬音楽センターで高崎市・榛名町合併式典。2千人収容のホールは満席だった。高崎市は「群馬交響楽団」という有名な市民オーケストラを持っている。約1時間のイベントの主役は、オーケストラと歌だった。(*なんて趣味がいいんだろう。)やっぱり、音楽っていいですねえ。

 

 音楽といえば、一昨日の金曜日に某雑誌の企画でテリー伊藤氏と対談した。テリー氏が某局のテレビ番組で「チャレンジャーの詩」(というよりそれを歌う山本一太)を酷評したらしい。安倍総理や今後の政局についてひとしきり議論した後で、(こちらから)ICHITA BANDの話を持ち出した。

 

 「テリーさんはいろいろ批判してるようだけど、音楽ほど強烈なメッセージはありません。社会を変える力がある。」「それは分かる。若者は本なんてあまり読まない。100万部売れる本なんてほとんどないけど、音楽は違う。若者にとってはバイブルみたいなもんなんですよ。」「そうだとすれば、政治に音楽を使うっていうのは自然な発想でしょう?!今、国際政治の世界で影響力のある人を5人あげろといわれたら、U2のボノが入るんですよ。ボブ・マレーのレゲエがジャマイカの独立に果たした役割は有名でしょ。」「そりゃあ、そうだけど、山本さんの歌にそんな影響力があるとは思えないなあ!(笑)(*ここは反論出来ない(笑))まあ、今度、オレのラジオに音源持って来てよ。かけるから!」「分かりました。ぜひゲストに呼んでください!!」

 

 テリー氏と会ったのは4回目くらいだろうか。テレビでのコメントは厳しいが、実際は「礼儀正しくて優しい人物」だ。頭の回転も早いし、知識も豊富。なにより「独自の視点」を持っている。テリー伊藤って、やはり「ただもの」ではない。

 

追伸:さて、読めなかった今日の新聞をささっとめくってみると...。え?「やっぱり、論功行賞の行き過ぎた内閣だ」だって??なに?「首相補佐官5人すべてを政治家にしたら、早晩、『目立ちたがり合戦』が始まるって??」「論功を立てたのに冷遇されている政治家がいるって??」誰が言っているのかは知らないが、すべて「ピント外れ」の指摘だ。理由は次回のレポートで。

 

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