9月25日:パート5




 午後10時15分。都内の喫茶レストランでパソコンを開いた。熱い紅茶を飲みながら、パソコン画面に向かっている。これから某テレビ局の取材を受ける。その前に本日5本目のレポートを片付けてしまおう。

 

 東京駅に到着したのは午後5時過ぎ。タクシーを拾い、そのまま有楽町マリオンへ向かった。午後6時10分。有楽町マリオン前で街頭演説。真っ赤な「一太号バージョン2」のステージに飛び乗り、いよいよ明日誕生する安倍総理(=安倍内閣)への支持を訴えた。

 

 午後7時。六本木の某所で行われていた勉強会(懇親会?)に合流。有力なマスコミ人、経済人、学者等と「小泉改革」や「安倍政権の展望」について意見を交わした。気がつくと午後9時20分。外で待っていた某テレビ局の記者と一緒にハイヤーに乗り、インタビューを受けるためにここ(お馴染みの喫茶レストラン)までやってきたというわけだ。

 

 六本木から赤坂へ移動する車中で、某週刊誌の電話取材を受けた。「山本さんには、安倍総理から何らかのポストのオファーがあってのでは?」「そんなのあるわけないじゃないですか!(笑)」「山本さん、ポストは一切求めないと言ってますが、再チャレンジ議連のメンバーの中では論功大でしょう?それでも抜擢はないんですか?」「いや、500%、ありません!!安倍内閣誕生後は、『最強の素浪人』として、外から安倍政権を(微力ながら)援護射撃するのが私の作戦です。」「ええと、再チャレンジ議連のメンバーの中でも、今回の人事で明暗が分かれる気がするんですが、山本さんは、あえて『暗』のほうに行こうというんですか?」「え?私は自分のポジショニングを『暗』だなんて思ってません!安倍総理が間もなく実現するということで、極めてハッピーなんです。」「ううむ。それは山本さんの『負け惜しみ』という意見もありますが...」「え?負け惜しみじゃありませんよ。(笑)最初からポストはいらない(=受けない)と宣言して、捨て身でやってきたんですから、ね。最後まで思ったとおりの(一貫した)行動がとれるなんて、幸せだと思っています。」

 

 誤解のないように言っておくが、自分は「再チャレンジ議員連盟」が発足する以前に、直滑降レポートや著書「なぜ、いま、安倍晋三なのか」を通じて、『ポストはいらない』宣言をやっていた。本気でポストを狙っていたら、そんなバカなことをするはずがない。

 

追伸:ここからは東京の部屋で書いている。時計は午前零時20分を示している。本日のブログへのアクセスは約7300。先週の木、金に続き7000をオーバーした。週末(休日)は約5000/日、平日は7000-8000/日というペースが固まりつつある。




 明日の早朝、TBS「朝ズバッ!」のコメンテーターを頼まれていた。が、(珍しく)出演を辞退した。明日は組閣の当日。可能性のない「自らのポスト」への影響は全く考える必要がない。でも、自分の不用意なコメント(?)が、気になっている「幾つかの人事」に(ほんのちょっとでも)影響を与えるようなことがあっては困る。そう思うからだ。




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