9月25日:パート4




 前橋市内で2人の経営者に会い、高崎駅から午後4時30分過ぎの東京行き新幹線に飛び乗った。さっそく本日4本目の国政レポートに着手している。ああ、車内販売のカートが来ないかな。そして、そこに「熱い紅茶」があるといいんだけど。

 

 伊勢崎から高崎に向かう自動車の中で備え付けのテレビをつけた。ある報道番組のコーナーで、安倍新内閣の「閣僚予想」をやっていた。ゲストの評論家やジャーナリストたちが、内閣の役職が書かれたパネルに「有力な大臣候補たち」の名前をはりつけたり、動かしたりしていた。

 

 いわゆる「サプライズ人事」(?)なるものがあるかどうかは分からない。が、ひとつハッキリしていることは、「能力のない政治家」(政策の知識や自らのスペシャリティーを持たない国会議員)が大臣に抜擢されることは「100%あり得ない」ということだ。官僚が振り付けをすれば(ある意味で)「誰でも大臣が務まった」時代とは違う。大臣自身に「答弁能力」がなければ、国会や委員会審議の場でたちまち追いつめられ、立ち往生し、野党やメディアから総攻撃を受けることになる。サプライズ人事であろうとなかろうと、『本物』でなければ「大臣の出番」は決して回って来ない。この「実力主義」の流れは、小泉政権の下で完全に定着した。

 

 東京駅からそのまま有楽町に移動する。午後6時から有楽町マリオン前で街頭演説に立つ。さて、ボロボロになった「声」は、どこまで回復しているだろうか?




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