9月20日:パート2




 午後10時。都内某所でパソコンを引っ張り出した。本日、党本部8階の大ホールで、5年ぶりに新しい自民党総裁(=内閣総理大臣)が選出された。「戦後最年少」の安倍晋三総理大臣が誕生した。続けて行われた両院議員総会で演説する安倍新総裁の姿を見て、胸が熱くなった。

 

 安倍総理は時代の流れだった。自分が安倍総理の実現に「大きな役割を果たした」などとは自惚れていない。が、政治家山本一太にとっては、政治生命を賭けた、長くて、苦しい戦いだった。それだけに「感無量」だ。

 

 もちろん、大変なのはこれからだ。26日には最初の試練(組閣)が待ち受けている。ここから来年の参議院選挙までは、まさにイバラの道。安倍内閣は「数々の困難」を乗り越えていかねばならない。微力ながら「最強の素浪人」として、安倍総理とそのチームを全力で援護しようと心に決めている。でも、せめて今晩だけは、「束の間の喜び」に浸りたい。

 

 ああ、本当によかった。必死に応援してきた甲斐があった。あ、待ち人が到着した。この続きはまた。




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