9月11日:パート3




 選挙は結果がすべてだ。「選挙に強いかどうか」は、実際に「選挙で票を取って勝つ」ことでしか証明出来ない。自民党で本当に選挙が強い議員、すなわち、いかなる逆風が吹いても「勝ち残れる」と確信を持てる政治家って、実はそんなに多くない。昨年の郵政解散総選挙は、「特殊な現象」だった。この2度と出来ない総選挙に大勝したことで、多くの自民党議員が「勘違いしたまま」の状態に陥っている。そんな気がしてならない。

 

 回りに「反発がある」ことを分かった上で何かをやるということと、「反発を招く」と気がつかずに行動することは、全く違う。「政治センス」というのは、「インテリジェンス」とは明らかに異なる資質だ。恐らく経験を積んでも得られない、もっと「生まれつきの能力」だ。そんな気がしてならない。

 

 見えないところで「何が起こっているのか」を察知する感性やイマジネーションのない政治家に、「本音」は言えない。「危ない情報交換」なんて、とても出来ない。曲解されたり、間違って発信されたりする危険性があるからだ。何度か「失敗」を重ねて、(これでも)少しは注意深くなった。

 

 午前1時を回った。明日は早朝の新幹線で京都に向かう。午後からは大阪で街頭に立つ予定だ。ああ、また「睡眠不足」だ、な。

 

追伸:

1.山本一太の行動原理は、常に一貫している。「安倍政権」を実現し、安倍総理をサポートすることだ。応援しているのは、安倍さんであって、他の政治家ではない。




2.今週号の(?)「読売ウィークリー」に河野太郎氏と鳩山邦夫氏のインタビュー記事が掲載されていた。「河野内閣では官房長官は山本一太参院議員になるらしいですが...」という質問に対して、「え、まだ決めてませんよ?!」という河野氏の答えが掲載されていた。




 あいやー!! ポスト安倍の時代(安倍長期政権の後)に、(まかり間違って)河野太郎総理が誕生した時には、「河野太郎首相を官房長官として支えられるのは、河野氏の長所も短所も知り尽くした自分しかいない!」などと(勝手に)公言していた時期があった。(笑)河野太郎氏もまんざらではなさそうだった。

 

 実際、「総裁選挙への出馬を目指す」と記者会見で表明する前日の夜に、太郎氏から電話がかかってきた。その時は、「一太さん。河野内閣が出来たら、官房長官をお願いしますね!」などと(冗談まじりに)言っていた。(*翌日?のブログにも書いた憶えがある。)なーんだ!やはり「冗談」だったのか!!(笑)

 

 河野太郎内閣の「山本一太官房長官」は完全に「幻」に終わった。冗談でも2度と口にしない。(*後でやってくれっていわれても、ツー・レイトだ! ま、そんなこと言われるはずないけど。(笑)) それでも、政治家・河野太郎の活躍には期待している。