8月30日:パート3




 午後12時45分。新幹線レポートの続き。ラッキーなことに仙台駅で10分近く停車。先ほど書いたばかりの「直滑降」レポートをブログに送信する(掲載する)ことが出来た。(*よしっ!)

 

 言い忘れたが、「再チャレンジ推進議員連盟」の拡大幹事会に声をかけてくれたのは菅義偉総務副大臣だった。「山本一太を遊ばせておくのはもったいない。いろいろと一緒にやってきたんだから、ぜひ再チャレンジの選対に加わって欲しい!」「ええ、喜んで参加させてもらいます。用意していたゲリラ作戦を展開する必要がなくなったので、自分の役目は終わったと思っていたんですが...」 安倍応援団が派閥の話し合いや一部の実力者の意向で誕生したかのような誤解や演出は、何としても防がねばならない。山本一太の役割は残っている。

 

 昨日の「再チャレンジ選対会議」で、複数の出席者から「再チャレンジ選対の活動が、総合選対の中で『埋没する』ことは避けるべきだ」という意見が出されていた。全く同感だ。「再チャレンジ議連」が独自の存在感を示し続けること自体が、安倍支持が「派閥単位ではない部分で盛り上がっている」証拠になる。間もなく石原伸晃さんを含む「旧友チーム」が新たな応援グループを立ち上げるらしい。無派閥の(?)一年生グループも、安倍支持を表明した。こうしてあちこちから(自発的に)応援の声があがることは、安倍長官にとってもちろん「プラス」でしょう。

 

 早々と安倍支持を公言して、派閥の長から「イエローカード」や「レッドカード」を突きつけられていた頃、菅さんがよく電話をくれた。「山本さん。元総理からそこまで怒られる(警戒される?)なんて大したもんだ。それだけ存在感があるってことですよ!」と励ましてくれた。そして、毎回、「口ではいろいろ言っても、ここまでのことをやれる人はいない。安倍さんはきっと喜んでる。オレはそう思うよ!」と言ってくれた。(*安倍長官に迷惑をかけた場面もあったと思いますが...(笑))「再チャレンジ選対の最初の幹事会」が立ち上がった日に電話をかけて、「いよいよ正規軍が始動するわけですね。ゲリラの役目は終わりました。ここからはよろしくお願いします!」と話した。菅氏の返事は、「いや、ゲリラが命がけで道を切り開いてくれたから、オレたちの部隊(正規軍)が入っていける。山本さんのお陰だよ!」(お世辞半分とはいえ)このセリフ、ちょっと泣かせるでしょう?

 

 自分の政治的影響力を保つために、あるいは嫉妬から、「山本一太の発言(突出した応援)は、安倍さんのためにならない」などと安倍長官に進言(?)していたハートの小さな政治家たちとは全然違う。菅さんのこの親分肌、男気...まさに政界の「兄貴」と呼ぶにふさわしい。(笑)9月に安倍内閣が誕生したら、菅氏は必ず「重要な役割」を担うと確信している。安倍さんの回りに「能吏」はいるが、「闘う政治家」は見あたらない。安倍チームには「サムライ」が必要だ。

 

追伸:参院自民党に(自分より)「能力のある政治家」は大勢いる。一流の有識者もいれば、地方政治で名を馳せた政局のベテランもいる。が、(口では「古いルールはいけない」とか、「闘う」とか言いながらも)青木議員会長が敷いたレールに「公然と異論を唱える」政治家には1人も会ったことがない。ただの1人も、だ。(*これが不思議で仕方がない。)




 来年の参院選挙の戦略をめぐっては、「参院執行部」(?)と自分の考え方は明らかに異なっている。ご迷惑はかけたくないが、「全面衝突」になるかもしれない。自分自身の選挙(政治生命)とも直結する問題だけに、ここは譲れない。(いつものように)たった1人でも「反対の声」をあげなければならなくなる予感がする。もっとも「最強AKコンビ」は山本一太程度の政治家の発言なんて「歯牙にもかけない」かもしれない、な。(笑・笑)