8月20日。午後11時30分。

 草津温泉のホテルの部屋。久々に「くすりのいで湯」を堪能した。お風呂あがりに脱衣場にあった体重計に乗ってみた。ふむ、65キロか。ベスト体重より数キロ重い。身長が170センチだから「太り過ぎ」ではないと思うけど、もう少し運動が必要だ、な。

 

 さて、今日の予定をざっと振り返ってみよう。東京発午前7時台の新幹線で高崎へ。地元スタッフの車で一気に草津町に入った。午前11時から町内のお寺で、先月亡くなった地元第一秘書の法事に出席。某ホテルで行われた昼からのお清めにも顔を出した。午後2時過ぎにホテルを出発。草津町を中心に吾妻郡の挨拶回り。午後5時からは某村の元村長の密葬・通夜に参列した。続けて草津町の後援会幹部の自宅を訪ね、ベテラン秘書が亡くなった後の事務所体制等について相談した。




 今晩は草津に一泊。明日の朝から再び吾妻郡の支持者回りをやる。夜は東京に戻って「悪巧み」に加わる。「安倍選対立ち上げ」の動きには全く絡んでいない。が、(そこは政治家の性質として)「何が起こっているのか」は、やっぱり気になる。ある程度の情報はつかんでおきたいと思ってしまう。やっぱり選挙となると政治家の血(特にお祭り好きのDNA)が騒ぐんですよね!(笑)それにしても、(自意識過剰にはなってはいけないが)政治家・山本一太は思った以上に回りから「警戒」されているようだ。(笑・笑)

 

 自分は9月の組閣や党人事を気にする必要がない。だから、安倍長官に「手柄をアピールする」必要性はゼロだ。しかも、これだけ優勢が固まってしまうと、用意していた「新たなゲリラ戦法」は幻の作戦になる可能性がある。「正規軍のために攻撃ルートを切り開く」という自分の役割は、ほぼ完了したといっていいかもしれない。

 

 そうはいっても、政治は「魔物の棲む」世界だ。あと1ヶ月の間に「状況が急変する」ことだってある。万一「安倍総理」が誕生しても、国民に「誰かにコントロールされているかのような印象」を与えたり、「派閥談合で組閣が決まったみたいな演出」を許したら、最初から新内閣は「失速」してしまう。まだやるべきことは残っている。(「静かなる撤退」には少し早い。)目立たないことであっても、安倍政権を「最もいい形でスタートさせる」ために自分に出来ることを改めて考え、ひとつひとつ実行していこうと思う。