朝。フジテレビの「報道2001」に出演。「ポスト小泉」をテーマに、総裁選挙への出馬に意欲を見せる河野太郎衆院議員や鳩山邦夫衆院議員(中継で参加)、元民主党代表の藤井裕久氏、政治評論家の三宅久之氏と意見を交わした。30分という時間の割には「中身の濃い」議論だったと思う。

 

 番組の最後に、キャスターの黒岩祐治氏からこう聞かれた。「来年は参議院選挙ですが、山本さん。どうですか。総裁選挙との関係は?」 迷わず反応した。「私が安倍さんを応援しているのは、自民党のためではありません。安倍総理が日本の国益にかなうと信じているからです。が、来年の参議院選挙は与党にとってこれまでで最も厳しい闘いになるでしょう。自民党という切り口で考えれば、安倍さんが唯一の希望です。安倍総理のもとでニュー自民党を訴えていかないかぎり、絶対に勝てません!」 




 黒岩氏の「やはり、選挙に勝てるかどうかというポピュリズムに流れていくということですかね。山本さん自身も候補者になるわけですから。」という番組終了直前のコメントに一瞬で反論を突っ込んだ。「いえ、ポピュリズムじゃありません。政党政治なんですから、選挙に勝つことを目指すのは当然です!」

 

 昼は某マスコミのインタビューを受け、その後、都内の某カフェで友人のジャーナリストと懇談した。シミュレーションチームで検討中の「金融制裁法案」について説明した。

 

 午後3時30分。これから再び「たまっていた悪巧み」に出かける。昨日の東京ブロック大会を契機に、日本政界最大の「権力闘争」イベントがいよいよ幕を開けた。次の首相誕生まで、あと50日。

 

追伸:「2001」の最新の世論調査で、谷垣禎一財務大臣の支持率が7%台に跳ね上がったようだ。消費税10%を明言したり、総理になったら「靖国参拝をしない」と宣言したことで、谷垣大臣が安倍官房長官への「対抗軸」として認知されつつあるということだろうか。先週から今週にかけては、かなり柔らかいテレビ番組にも積極的に露出して、「ソフトで知的なイメージ」を演出している。あの「清潔感」や「誠実さ」は女性にもウケるかもしれない。侮れない...な。