午前9時30分。東京の部屋でパソコン画面に向き合っている。朝からラジオとテレビに出演した。「吉田たかよしプラス」では、吉田氏が、本日発売の「なぜ、いま、安倍晋三なのか」を紹介してくれた。午前7時30分。文化放送が呼んでくれたタクシーでお台場のフジテレビに急行。道が空いていたために、午前8時前に到着。(*ラッキー!)簡単なメーキャップをして、スタジオに。考えたら(過去に出演依頼を頂いたことはあったが)「とくダネ!」に出たのは初めてだ。

 約20分のコーナーで、北朝鮮への経済制裁についてコメントした。議論の流れがうまく整理されていて、とてもやりやすかった。スタジオを出る直前(CM中)に司会の小倉智昭氏に「なぜ、いま…」を渡した。「これ…今日発売になった安倍さんの本なんです!」というと、小倉氏は、「あ、そうか。そっちのほうでも忙しいですね!(笑)」と言っていた。

 

 今日は午前中に下村博文衆院議員。午後には山本有二衆院議員に会う。菅義偉氏とも近く食事をする。これから2ヶ月間、安倍さんを応援する「正規軍」の中心メンバーたちを時々訪ね、「ゲリラ情報」を渡したいと思っている。(*山本一太こそ、本当の「ステルス」だったりして。(笑))もちろん、正規軍の一部に加わろうなどという考えはない。が、実際に「どんな動きになっているのか」は把握しておきたいと思う。

 

 自分が得ている感触では、メディアで報道されているようなグループの他にも、安倍さんの応援団の「芽」は党内のあちこちに生まれつつある。(予断は許さないが)万一「安倍内閣」が出来た際には、こうした若手・中堅による正規軍が、安倍総理を支える「キーパーソン集団」になってくれたらいいのにと(勝手に)思っている。そうか。総理が外遊から戻ったら、官邸の飯島秘書官と井上秘書官の顔も見にいかないと。新たな「懇談会」があと3つは出来そうな気配だ。

 

追伸:本日の読売新聞の政治面に掲載された「ポスト小泉への道ー4」(政治の現場)という特集記事の中で、派閥横断の「再チャレンジ支援議員連盟」設立の経緯が描かれていた。この記事に使われた4人の若手・中堅政治家の顔写真の中に菅原一秀衆院議員を発見。さっそく菅原氏の携帯に電話を入れた。メッセージを残しておいたら、先ほどコールバックがあった。こんな会話を交わした。

 「いや、菅原さんのことが載っていたので、ちょっと嬉しくなって電話したんです。いい記事でしたね。『再チャレンジ支援議員連盟』は安倍・正規軍の主力部隊の一つですから、ぜひ、頑張ってください!」「いや、先日、何人かのマスコミ関係者が私に『山本一太さんは偉い!』って言ってました。誰にも迷惑をかけないように独自で安倍さんの応援をやっているって。『ま、ちょっとエキセントリックなところはあるけど』って。(笑)」

 そりゃあ、光栄だ。「エキセントリック」に見えるくらいじゃなければ、発信力なんて生まれるわけがない。(笑・笑)だいたい、あと10年もすれば、「政治キャンペーンに音楽を使う」などということは「あたりまえの風景」になるだろう。新しいことを何でも「エキセントリック」という表現で片づける古い頭の永田町の住人のほうが、よっぽど「世間の常識」から離れていると思う、な。