午後6時15分。四ッ谷駅近くのカフェで熱い紅茶をすすっている。午後5時30分に新宿某ホテルで行われた「まるごと群馬フェア」で、まむしの粉とワイン(と思ったらへびの生き血だったようだ)を飲まされて、頭がぶっ飛んだ状態だ。ふむ、確かに効くな、これは。(笑)ちょっとふらふらするが、ここまでの日程をサッと振り返ってみよう。

 

 午前9時。党本部で党行革本部の総会。審議会のあり方について、議論した。「政治主導の政策決定プロセスと書いてあるが、政治主導という言葉が整理されていない気がする」と発言した。

 

 午前10時。外交部会を含む関係部会の合同会議。韓国の調査船による排他的経済水域(日本側EEZ内)への侵入問題と北朝鮮によるミサイル発射実験問題について議論した。外務省から国連安全保障理事会における議論の現状について報告があった。安保理の過半数のメンバー国は日本が提示した決議案に前向きのようだ。が、例によって中国とロシアは決議案という考え方自体に異論を唱えているらしい。安保理で何らかの決議をまとめられるかどうかは、微妙だな。

 

 午前11時40分。参院議員会館の会議室で行われた「対北朝鮮経済制裁シミュレーション・チーム」(金融制裁法案作成サブチーム)の会合へ遅れて飛び込んだ。チームの打ち合わせには間に合わなかったが、会議終了後の記者ブリーフィングにはギリギリで飛び込むことが出来た。会議に参加していた西村康稔氏(シミュレーションチーム座長)が、手際よく議論の中身を説明してくれた。

 

 「対北朝鮮金融制裁緊急措置法」(仮称)は、イメージ的に言うと、「改正外為法」と「組織犯罪処罰法」の特定の部分を抜き出して特別措置に変え、この2つの部分を合体させた上で、特定の国(北朝鮮)に対象を絞った形で「特別措置法(緊急措置法)」としてとりまとめるという感じだろうか。発動の要件は「日本の安全保障に対して脅威を及ぼす行動」と「マネーロンダリングを含む不正な金融取引」ということになる。もう少し具体的にいうと、この法律の適用を通じてー(1)「ミサイル発射実験」のような日本の安全を脅かす行為に対しては「日朝間の金融取引の全面停止措置」を発動出来るようにする。(2)「マネーロンダリング」などの北朝鮮がらみの不正な金融取引が見つかった場合には、金融庁がある金融機関を特定して「取引の停止」を命ずることを可能とするーというような法律体系になる可能性が大きい。どんな法律にするかの最終判断は、「金融制裁法案作成サブチーム」(主査:田村耕太郎参院議員)に委ねたいと思う。

 

 あ、もう午後6時45分か。午後7時から友人の音楽関係者と(食事をとりながら)「チャレンジャーに捧げる詩:プロジェクト」の打ち合わせをする。9月の総裁選挙直後には7枚目のCDを発表出来るだろう。

 

追伸:

1.今月は(幾つかの理由で)「テレビ出演」がやや多くなりそうな予感がする。明日は「朝まで生テレビ」、明後日の早朝は「サタデー、ずばっと!」、1日おいて月曜日には「スーパーモーニング」に生出演する。テーマはほとんどが「北朝鮮問題」と「ポスト小泉」だ。(*得意分野なので、ほとんど準備がいらない!(笑)) 今月は少し柔らかい「政治バラエティー」にも顔を出すつもりだ。「発信」しなければいけないことがある。

2.あ、そうか。明日は金曜日だった。早朝のラジオ(文化放送)「吉田たかよし、プラス!」に行かないと。ふう。ライブ出演は面白いけど…かなり辛いです。(笑)出演時間は(いつものとおり)午前7時からの30分。読者の皆さん、時間があったらチューンを合わせてみてください。

3.それと…「闘論、永田町!」(CS朝日ニュースター)のスタジオ収録もあった。前回の前原誠司氏との対決は楽しかった。(改めて書く。)ええっと、今月は民主党論客コンビ(原口一博衆院議員&安住淳衆院議員)との決戦が待ち受けている。あ、もう時間だ。では、久々に「トンカツ」食べてきます!!