午後3時。「歳出改革プロジェクトチーム」の会議に出席。ODAについて発言した。矢面に立って「削減方針」を取りまとめてきた河村健夫主査に注文をつけるのは心苦しかった。が、言うべきことは言っておかねばならない。「歳出削減」が必要なことは分かる。が、外交の唯一の手段であるODAを最初から「年率を決めて」削減することには、どうしても賛成出来ない。結果として、9月に生まれる次期総理の「外交の手足」を縛ってしまうことに繋がる。そんな気がしてならない。もっとも、新しい首相は(遅かれ早かれ)必ず「小泉総理とは違うタッチで」官邸主導のリーダーシップを発揮するに違いない。新政権の方針は、新しい内閣総理大臣が決める。当然のことだ。中川政調会長の足を引っ張るようなことだけはしたくないが…ああ、心に迷いを抱えたままの発言はつらい。どこまで戦ったら、どこまでやったら、いいだろうか。

 

 午後5時。有楽町マリオン前で街頭演説。「ポスト小泉はなぜ安倍晋三でなければならないのか」を力説した。40分でマイクの電池が切れた。演説が「尻切れトンボ」で終わってしまったのは残念だった。が、スピーチの最後に聴衆から拍手が起こったのは嬉しかった。手応えは十分だ。え?もちろん歌なんて歌ってません!(笑)これから9月まで演説(一太流アピール)で勝負する!!

 

 午後6時30分。上京した地元関係者(2人の社長)と会食。なるほど、群馬県にこんなすごい経営者がいたんだな。気がつくと午後9時30分を回っていた。

 

 午後11時。東京の部屋でパソコン画面とにらめっこしている。ふう。今日も睡眠不足だ。明日はラジオの日。午前7時から文化放送「吉田たかよしプラス」でコメンテーターを務める。

 

 なんとか眠気をコントロールして、今晩も「終わりそうもない作業」に従事しなければならない。(*ほとんど拷問だ。)ワールドカップの日本ーブラジル戦もあるし…2時間だけ「不可能」に挑戦してみよう。ああ、眠い。熱い紅茶が必要だ、な。