午後6時。東京に向かう新幹線の中でパソコンを開いた。昨晩の寝不足で少し頭がボーっとしていたせいだと思う。熊谷駅から逆方向の列車に乗ってしまった。本庄早稲田駅であわてて東京行きに乗り換えた。くそっ!同じ時間に違うホームから出ないでほしいよなあ。(*って、単なる八つ当たりです。(笑))

 

 本日は朝の新幹線で地元入り。前橋市(旧勢多郡地域)の後援会幹部の自宅を訪ねた。お茶をいただきながら、じっくり話をした。最後は政界デビュー以来お世話になっている太田市の某グループ幹部(5名)との会合。紅茶とケーキで2時間近く懇談した。9月の自民党総裁選挙の展望と自分の立場(安倍さんを支持する理由)について率直に説明した。5人とも、同じ郷土の福田康夫元官房長官が候補者として取り沙汰されているにもかかわらず、山本一太が「安倍支持」で突き抜けていることを心配していた。

 

 様々な意見が出された。「今の説明を聞けば納得する部分もある。オレたちは一太さんの信念を理解している。若い世代には違和感がないようだし、むしろ応援している人が多いと思う。でも、長年選挙に関わってきた年配のベテランには『なぜ?』と思っている人が多い。反発がある。」「テレビでの発言を控えるとか、もう少しうまく立ち回れないのか。」「議員バッジをかけてやっている覚悟は分かるが、我々としては次回の選挙でぜひ当選してもらいたい。どうやってセールスすればいいのか、困っている。」

 

 ひとつひとつの質問や意見に丁寧に答えながら、こう締めくくった。「私が安倍さんを応援していることで、群馬県の皆さんが怒るのは当然でしょう。お世話になっている福田康夫先生にも支持者の方々にも本当に申し訳なく思っています。が、この4年間、先頭になって『世代交代』の旗を振ってきました。新世代の総理を創ることは自分の信念です。中途半端なことは出来ません。選挙区で反発を受けるのは覚悟の上です。来年の選挙は確実に『生きるか死ぬか』のギリギリの戦いになると思います。が、ここにいる皆さんには(何があっても)最後まで応援していただきたいと思っています!」

 

 総裁選挙をめぐる一連の「山本バッシング」と戦いながら、ハッキリ分かったことがある。それは「逆境の中でしか見えないものがある」ということだ。あ、もう東京ですか。続きは次回のレポートで。

 

追伸:北朝鮮は本当にテポドンの発射実験をやるだろうか? 今週のどこかで「シミュレーション・チーム」の会議を設けたいと思う。そうか。火曜日には拉致対策本部の総会もあった。