午後。都内某ホテルの喫茶コーナーで「清風会」の会長である谷川秀善参院議員と会った。いわゆる「レッドカード問題」について話し合った。谷川氏は(いつもと同じ)優しい口調だった。大ざっぱに言うと、次のような話だった。




(1)「除名処分」などということは、全く考えていない。もともと「清風会」は、あくまで「清和政策研究会(森派)」の有志が自発的に作ったグループであって、誰かを処分するとかしないとかいう性質の集まりではない。そんな権能も、規定もない。




(2)「清風会」を2回開いて、「山本問題」を話し合った。本人を呼んでやるのはまずいと思って、声をかけなかった。大意はない。この件について、もう、こうした形の会合はやらない。




(3)会長も「一本化はしない」という方針を打ち出している。その中で、あなたが安倍さんを応援したい気持ちはよく分かる。が、皆、現在の「レッドカード」の状況を心配している。国会開会中は「少し静かにしてもらったらどうか」という意見が多いので、自分から代表して伝えたい。これを受けてどう行動するかは、あなた自身の判断だ。




 それに対してこう返事をした。




(1)谷川会長にも、「清風会」のメンバーにも、心配をかけて申し訳なく思っている。「清風会」に悪い感情は持っていない。が、今回の自分の行動について、なぜ「除名」という言葉が出てくるのか、正直言って自分にはよく理解出来ない。




(2)信頼する谷川会長からの言葉だけに、ちゃんと受け止めたい。が、自分も政治家としての信念に基づいてやっている。「安倍支持」の発言をやめることは出来ない。しかしながら、プレゼンテーションのやり方や表現についてはより慎重にしたいと思う。




(3)これまでもそうしてきたつもりだが、メディアで発言する際には、個人の批判や中傷は極力避けるようにする。




 その他、谷川さんとどんな会話を交わしたのかは…書かないことにしよう。




 もうすぐ午前1時。東京の部屋でキーボードを叩いている。が…急に疲労感が襲ってきた。もう少し書きたいことはあるが、明日のレポートに回したい。ううむ。「クローン人間」が2人は必要だな。(笑)




 




追伸:午後6時から安倍官房長官主催の懇親会に出席した。拉致問題に関わりの深い政治家7名が集まった。主に「北朝鮮情勢」について話し合った。政局の話題は全く出なかった。午後9時過ぎ。萩原誠二氏、上野賢一郎氏とのミーティング。こちらは「四方山話」で盛り上がった。