朝6時過ぎ。「サタデー、ズバッと!」のスタジオに入った。ポスト小泉をめぐるコーナーで、衛藤征士郎氏と対決(?)した。ニュースを挟んで30分はあったと思う。本日のコメンテーターである岩見隆夫氏、平沢勝栄氏、河村たかし氏の3名も議論に加わった。

 

 「なぜ安倍政権でなければならないのか」「安倍さんの外交政策とはどういうものか」を議論したかった。が、会話の流れで、森派内の事情と靖国問題に話題が集中してしまった。衛藤氏は昔からハートが大きくて、ゆったりしている。アジア外交や靖国問題を「丁寧に」説明しようとしていた。ちょっとイライラした。

 

 当然のことながら、永田町の「ミスターTVコンビ」とも言うべき平沢氏と河村氏もどんどん突っ込んでくる。途中までは大人しく聞いていたが、「遠慮していたら発言の機会がない」と判断した。マイナスの印象も覚悟しながら、「議論に強引に割り込む」戦略に切り替えた。ああ、また視聴者の方々から、「あなたはもっと人の話を聞きなさい」とお叱りを受けそうだ。が、限られた時間内に、どうしても言わねばならないことがあった。ふうむ。TVって本当に難しい。

 

 午前7時40分。明治大学駿河台キャンパス近くのマクドナルドで(前回と同じく)「エッグマフィン朝食セット」を注文。温かい紅茶を飲みながら「直滑降レポート」をしたためている。午前10時40分からは、明治大学経済学部での「2回目の講義」(テーマ:外交・安保)が待っている。午後からは地元。東京に戻ってくるのは午後10時近くになるだろう。

 

 政治は毎日が「小さな勝負」の連続だ。うまくいく時もあれば、失敗することもある。いちいち落ち込んでいたら、やっていられない。今日も、ポジティブに、脳天気に、そして真剣に「政治」をやることにする。

追伸:

1.河野太郎氏の総裁選挙出馬表明について、メディアの反応は概ね好意的なようだ。「朝ズバッ!」なんてほとんど「応援団」と化している。が、永田町内では予想以上に厳しい。昨日もある会合で河野批判が出ていた。「あいつ、ドンキホーテになっちゃうんじゃないか。」

 そこでこう反論しておいた。「ドンキホーテでいいんじゃないの。考えたら、小泉総理だってそう呼ばれていた。常識を破る人間が世の中を変えるんじゃないのかなあ!」

 

 太郎ちゃん。自分の信念に従って突き抜けたらいい。でも、今回はどうしても安倍内閣を作らねばならない。河野太郎の時代は「ポスト安倍」にやってくる。

 

2.「チャレンジャーに捧げる詩」のプレゼンは、時期と場所を十分考え、慎重にやる必要がある。「政治ロック確立」の野望を達成するためには、まだまだ時間がかかりそうだ。