午後3時45分。首相官邸で、安倍晋三官房長官に会った。安倍さんは優しい。今日の派閥総会の「レッドカード騒動」のことを心配していた。「今日の派閥総会では、いろいろ大変だったみたいだね。」「ええ、またお叱りを受けました。ご心配をおかけして申し訳ありません。」
そんな会話を交わした後で、安倍さんがこう言った。ソフトな口調だった。「森会長と山本さんの関係があまり緊張しても良くないと思う。一度、森会長のところに行って話をしたほうがいいんじゃないかな。」「分かりました。長官がそうおっしゃるなら、近いうちに会長を訪ねてみます」と答えた。これ以上何を話したかは書かない。が、自分の気持ちは安倍さんに伝わったと思う。
自分が安倍さんを応援しているのは、派閥が同じだからという理由ではない。「安倍総理でなければ日本再生は果たせない」と確信しているからだ。義理・人情に厚い安倍氏だけに、山本一太の森派での立場や来年の選挙のことをとても気にかけてくれている。でも、安倍長官。心配はご無用です。あらゆることを覚悟して、信念を持ってやっていることですから。どんな状況になっても、必ず道を切りひらいてみせますから。
安倍さんからは「応援してくれ!」なんて一度も頼まれていない。すべてこちらが勝手にやっていることだ。安倍長官も内々は「困ったヤツだ」と思っているかもしれない。が、安倍晋三という政治家にそれだけの「人徳」と「器」があるのだから仕方がない。そう思って、あきらめてください。(笑)
追伸:気がつくと午前零時を回っている。森派総会や河野太郎の出馬表明の件は明日のレポートに回そう。弱音を吐くわけじゃないけど、「毎日書く」って本当に大変なんです。
追伸:河野太郎氏が記者会見で、こんな話をした。「麻生外相のところには『出馬表明の記者会見をする』と事前に報告に行きました。『同じ派閥から2人候補者が出るのはうちと森派だけだなあ』と言ってました。(笑)」なるほど、麻生さんて、やっぱり懐が広い。だから与野党にファンがいる。
政治家の人間性は見た目では分からない。「強面のイメージ」ばかりが先行して、麻生さんの太っ腹でチャーミングな本当の人柄が国民に伝わっていない。ちょっと気の毒な気がする。