5月6日、午前4時45分。東京の部屋でパソコン画面を呼び出した。1週間ぶりの国政レポートをしたためている。これから(午前6時10分頃から午前7時10分頃まで)TBS「サタデー、ずばっと!」の「外交コーナー」に生出演する。 自民党からは舛添要一外交防衛委員長がディベートに参加するようだ。その後は午前8時30分からテレビ朝日のインタビューを受ける。

 

 予定していた海外出張を取りやめ、隠遁生活(?)を送っている。緊急の用事を除いて、ほとんど電話にも出なかった。「直滑降レポート」が途切れていたのは、体調を崩したからでも、偉い人々からプレッシャーがかかったからでもない。9月に向けて始動する「4つのプロジェクト」の準備に専念していたからだ。

 

 ゴールデンウィーク中、何をやっていたかについてはおいおい説明するとして、とにかく山本一太の「ちびメディア」を再起動させる。政界に飛び込んで以来、「初めての隠遁生活」は終わった。連休後は総裁選挙とワールドカップ一色になっていくだろう。ここまできたら「政局」だ。「おりこうちゃんコメント」を連発するような、如才ない、腰の退けた政治家なんてお呼びじゃない。政治的リスクを承知で「断固、安倍長官を応援する」という国会議員をどれだけ増やせるかが勝負の分かれ目になる。

 

 党内での安倍支持を増やすことは、自分より安倍さんに近い、そして影響力のある仲間に任せた。が、連休明けにひとつだけやっておかねばならないことがある。それはどんなことがあっても安倍さんにくっついていくという覚悟を持った「5人のサムライ」を見つけること。5人でいい。死に物狂いで、損得抜きに行動する政治家が5人いれば「総理大臣」は創れるものだ。5月中に密かに立ち上げるこのグループを「急先鋒」と名付けることにする。本当は「9人」いると語呂がいいんだけど、ちょっと無理だな。(笑)